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2011年9月19日 (月)

絵本読み。

妊娠して、つわりがひどくなってから、子どもたちの寝かしつけと絵本読みは夫にまかせております。

けども、夫の帰りが遅いときなどは、わたしがやることになるわけで。

しばらくぶりの絵本読みで、ちょっと、あれ、いったいじゃあ何て言えばよかったんだよ、という話。

もともと本は好きだけど、絵本を子どもに読み聞かせるのはまた話が違うだろうと、読み聞かせの本をぽろぽろ読んでおりましたが。

その中で、ちょっと悔やんでいる気味のエピソードとして紹介されていたのが、
もう小学生くらいになった子どもに、

「○○ちゃんはこの絵本が大好きだったのよね、何度も、読んでっておねだりしてきたものね」

とママが嬉しそうに思い出話をしたところ、その子はちょっとはにかむように微笑み、

「だって、これ読んでっていうと、ママが嬉しそうな顔するんだもの」

……つまり、子どもはこの本が好きなんだなよしよしとご満悦で読んでいたものが、実は母親の顔色を伺って(というかまあ、喜んでくれるのが単純に嬉しかったのでしょうけども)のセレクトだった、という。
なんというか、そりゃまあ、あるだろうな、そういうこと。

とはいえ、子どものお気に入りだとばかり信じていた絵本を、育ってから、
「だってママが喜ぶと思って」
と言われるのはやはりショック。

だもんでその話を読んで以来、子どもが「読んでー」と来るものは、正直ううっと好みからはずれる本でも、そしらぬ顔で読んでいたつもりなんです。

で、さて。久しぶりの絵本読み。
夫が読み聞かせしている声や子どもたちが「次これー」とかいう声は聞いていたので、ここ最近のお気に入りラインナップは承知しているつもりだったとです。

がしかし。
娘が持ってきたのは、わたしが絵本読みをしていたときにはよく読んだ、しかも、わたしがキライなやつ。

なんでだよー。
ゆうべ読んでたワニワニシリーズとかどんどこももんちゃんでいいじゃないかよー。
これキライなんだよ絵とか話のつまらなさとかさー。

……というのをなるべく顔に出さないようにしつつ、読みましたとも。

読み終わると、
「もっかーい」
また読めと。

読み終わると、
「もっかーい」
また読めと。

三回目を読み始める前に、不快感をこらえながらも、どうしても、言ってしまいました。
(下の子は退屈して先に寝てしまった)


「この絵本、好きなんだねえ?」


すると、娘4歳は、ちょっと目をふせ、はにかむように言うではありませんか。

「だってママ、この本、大好きでしょ? ママが大好きな本だから、何回も何回も読んでほしいんだよ!」


いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!

なにその一回半ひねりのシンクロニシティ!

こうなったらイヤだな、の「こう」をイヤ度増量で再現するその察知力!


……ぷちっと、切れる音がしたかもしれません。

ママはこの本、好きじゃないよ、と。

かろうじて、キライとまでは言わなかったはずですが。
こんな本、とまでは言わなかったはずですが。

ママが好きなのはあれとかそれとか全然別の絵本で、この絵本は好きじゃないよ、と。
そんなこと言うなら自分の好きな絵本を選んでよ、と。

まくしたてた後、もう一度これ読む? と聞いたところ、

読む、と。

なんだよ結局は自分が好きなんじゃねえのかよ、とか。
それともこんな風に言われたからといって後には引けないからか、とか。

まあなんというか、あとあじの悪い絵本読みの時間でありました。
傷ついたろうなあとは思うんですけども。
じゃあどう言ったらよかったんだろうかと。

こういうすれ違いは、そりゃ大人同士でもあることではあるんでしょうよ。
たとえばプレゼントなら、趣味に合わないものだって、笑顔で受け取れるんですよ、気持ちを。

けども、受け取って終わるものじゃなく、うーんと、そうだなあ、

わたし、肩もむのが得意なんだ、と言ってたとして。
じゃあもんでくれる?
という人の肩が全然こってない。
不思議に思って聞くと、ちょっと目を伏せ、はにかみがちにおっさる。

「ほんとは肩もまれるのってあまり好きじゃないんだけど、あなたが肩もむの好きみたいだから……」


うん、おいらなら延髄のあたりを蹴り飛ばすね。

蹴りたい背中からこっち、背中を蹴飛ばすって愛情表現みたいな微粒子をまとっている気がするので、首のあたりか腰を蹴り飛ばすね。

こんなことを思うわたしは、アラフォーのいまでも賢者の贈り物が理解できませんとも。
贈り物はサプライズが最高だとかマナーだとかいう文化でのお話だ、ということならまあ、あ、そすか、と頷かないでもないけど。

うん、まあだから、どうすりゃよかったんだよう、という話。


あ、あの絵本を隠すかしちまえばよかったのかな。

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