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2012年11月 9日 (金)

も少し忍者屋敷っぽくしたかった(二世帯住宅の話)

子どもをたくさん育てるには親の協力が不可欠、
という夫の信念のもと、二世帯住宅に建て替えて十年は経とうとしています。

その間、二世帯住宅で親に子育てを協力してもらって……という話をひとにすると、
「ああ、お母さんの親御さんと一緒にくらしてるのね、いいわねえ」
とほぼ十割の確率で思い込まれたり、
いえ夫の両親です、なんて正直に言おうもんなら、
「大変でしょ!?」
「えらいねえ……」
「ストレス大丈夫?」
と心配されるやら感心されるやら。

どれもこれも、何だかなあ、と思います。
嫁姑問題、というのがどうしても連想されるからなんでしょうがね。

およそ十年暮らしてきて、お姑さんとはたいした衝突もなくストレスも少なくやってこれた。
お互いの性格や歴史や、心構えなんていうものも大きく影響していますが、ここはちょっと家のことにしぼって、割とうまくやってこれているわけをふたつ、並べてみます。

○完全分離の二世帯住宅
 一階が親世帯、二階が子世帯。なかで繋がってはいるけど、そこをふさげばどっちかだけでも賃貸にできるくらい、徹底的に分離。
 キッチン風呂トイレは当然のこと、二世帯の家族全員が集まるリビングなんていう共有スペースもなし。まあ親世帯のほうに親戚が集まれる広い和室があるので、お祝い事など折々そこで食事したりはできます。
 実は建て替えの際に夫が、メーターまで分けるとお金がかかるから、共有にしようと言い出しました。光熱水費、親世帯の分まで払ってあげるということなら、それも親孝行だなってことで、まあ反対はしなかったんですが。
 ここ正式名称などわからなくてすいません、支払いは一緒でも、集合住宅のように世帯ごとにメーターかなにかをつけて、自分で各世帯負担分を計算することはできるから、

夫「毎月計算して、親世帯に請求すればいいよね」

へえそう。
誰が計算して誰が請求するのかしらん?

わたしが毎月メーターチェックして計算してお姑さんに何円くださいって請求して、あらお釣りの小銭が足りない、いえいえお釣りなんていいのよそんな、いえそんな困ります明日小銭ができたらきっとお釣りを、て言って翌日わたしのことだからケロッと忘れて、お姑さんの態度がなんかおかしくなっていく、

という様子が見てきたように脳内再生されたので、

「分けるとお金がかかるから共有にしよう、と言い出したのは夫なので、計算と請求は夫、お願いしますね」

夫「(ニコッと笑って)メーター、分けようか」

「え、でもお金がもったいないって言ったの夫だし、夫がやるんですよね、なら反対なんてしませんよ」

夫「(ニコニコしながら)メーター、分ける」

あ、そですか。

ええこのように。
お金であらかじめ予防できることがあるなら、惜しむな、ということで。
水道管も分けたかなんかしたんじゃなかったっけ。
親世帯が風呂わかしてると子世帯のシャワーがショボショボになる、てことで年頃の娘が文句言い出したら、全部パパがケチったからだよって教えるから、それでもいいなら分けなくていいですよ、なんて言って。

いや勿論ね、
毎月計算して毎月請求して、そのたびに「あらこんなに使ったかしら、よしこさん計算間違ってなあい? え? いやだわこんな小さい字で計算したものなんて見せられたって、見えやしないわよご存知でしょ、いやあねえ年寄りをバカにしてるの?」(こんなふうにしゃべるお姑さんが実在するかどうかは知らない。幸い、我が家にはいまない)とかネチネチ言われたとしても、
ああ、この一手間が、このストレスがあるからこそ毎月○○円の節約になってるんだわ、ステキ!
と、そのストレスを跳ね返すほどうっとりできるんなら、まったく問題ないと思います。
そこはその、費用対効果の問題ですよきっと。


○世帯どうしの通路を物置に。
これ、夫の職場の方が「特許取れるんじゃないか!?」と言ってくれたそうなんですが、特許はねえべ、というのと、それよかいっぱい真似してもらうほうが嬉しい。
世帯どうしの通路、物置なんです。
どちらの世帯からも使える物置をもうけて、そこを通路にしています。
こちら側から物置のドアを開けると、通常なら奥の背板であるところが、むこう側から開けるドアになっている、という。
頭がぶつからないほどの高さに棚をつけて、長いものなんかを収納。万が一、関係が悪くなって通路を封鎖したくなったら、押入みたいに真ん中に棚を作れるよう棚板と棚板受け?は装備済み。

もとはといえば、いろんなアイデアを混ぜてガラガラポンしてみたものです。
二世帯住宅の秘訣としてテレビで紹介されてたアイデア、世帯を仕切るドアには鍵をつけ、「どうしてもイヤになったら鍵をかけてしまえばいいんだ」と精神的に逃げ道を作っておくというもの。

もうひとつは、玄関の飾り棚。上は普通に飾り棚で、下は収納庫と思いきや、引き戸をあけると、なんと子どもが這って通れる親世帯との通路!というもの。これは忍者屋敷みたいで子どもが面白がるかなと思った。

最後のひとつは二世帯と関係ないアイデア。たしか芸能人のお宅拝見で、父の部屋と子どもの部屋がウォークインクローゼットをはさんで並び、どちらの部屋からもクローゼットに入れる、服を共有できるというもの。芸能人の父は「僕のファッションセンスを息子に学んでほしい」とか言ってましたっけ。つかこれ、クローゼットを抜けて互いの部屋に忍び込めちゃうけど思春期とか大丈夫なのそれ、とは思ったですが。

それこれの結果が、物置通路。

これが期待以上に良い感じなのです。

薄暗い物置を通っていくと、なんとなし、
こちらとあちらは別世帯なんだな、
という感覚になれるようです。
これがドア一枚だったら、どうしても「自分ち」と一続きのおうちに感じられただろうと思うんです。

行き来はできるけど、ちゃんとお互い別々のおうち。
そういうところから、適度な距離感が保てて、うまいこといってるのじゃないかと思うのでした。


本日はお越しくださりありがとうございます。
ではごきげんようごきげんよう。

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