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2013年3月 3日 (日)

禁酒セラピーを読んでみた(2)

※ネタバレを含みます。『禁酒セラピー』読んでみようかな、と思う方は、後半にあらわれる「西行」以下は読まない方がよろしいかと。
というわけで。

「お酒はマズイものだ」、というのは、純米大吟醸の美味さを知っているのでどうにも納得できない。
だけど、「一口飲むと、お酒が判断力を鈍らせ、もっともっと飲ませようとする」、というのは納得できる。
 
弱りました。
純米大吟醸がすごく美味しいことを思い出したと同時に、それが悪魔の囁きでもあることを知らされる。
 
弱りました。
ああ~~~~~。
美味いんだよな。田酒。

以上、禁酒セラピー読んでみた(1)のまとめ。
 
 
そういえば、数回しか会ったことがありませんが、顔を見せる時はもれなく金をせびっていく父親から教えてもらった真実が、たったひとつだけあります。
 
 
   日本酒は 純米ならば 間違いない    父
 
 
 
うん、まあ、ぶっちゃけ純米なら何でもいいかっていうと、そうでもなくて、できれば吟醸、あと産地はちょっと選ばないと。純米だから何が何でも間違いないわけじゃない。
あれ、じゃあ別に父から学んだ真実ってわけでもないか。
長い前置きはさておき。
 
禁酒セラピーの内容、9割方は納得できました。
 
けど、お酒はまずい、というのが納得できない。(1)でも書きましたが、科学的に正しいかどうかなんてどうだっていいけど、それでも発酵したもの「だから」まずいというのがどうにもこうにも責任者を出せレベルで解せない。
 
しかも問題なのは、全部納得するまでは、最終章を読んじゃいけない、最終章を読み終えるまでは禁酒しちゃいけないという。
 
そこで。
大変暫定的な措置ではありますが、退院後、どーしてもお酒が飲みたくなったとき、手にしたお酒(だいたいは、第三のビールでしょう。買い置きしてあるから)をじっと見つめ、お酒が飲みたいのか、このビール(第三)が飲みたいのか。この味を楽しみたいのか。酔いたいだけか。酔ったあとの自己嫌悪や不快な症状、術後だというのに飲んでしまったという自分の体への罪悪感と引き換えにしても、その「味」や「酔い」は良いものか?
を、問うてみることにしました。
 
この本の狙いとはかなりズレた方法です。こういうやり方を推奨しているわけではまったくありません。念のため。
だけど、この本を読んだからこその、方法ではあります。
 
退院後、気がつくと、お酒以外の嗜好品についてもこの方法を使っていました。
そして、ほどほどの効力が。
 
コーヒーを飲むとき、チョコレートをかじるとき、
私は、純粋にこの味を欲しているのか? 楽しんでいるのか?
シチュエーションなどを楽しんでいるのであって、コーヒーもチョコレートなどの甘いものも、無くても楽しめるのではないのか?
と、自問してみるようになったんです。
 
すると、
ああ、なんか口寂しいだけだな、
と気付いたり、
子どもを寝かしつけたあとのリラックスタイムにはコーヒーって、言うよね?
という思い込みでしかなかったり。
あるいは、テキトーに入ったお店で、食べたいと感じるものがまったくなくて、仕方なくコーヒーと甘いもの、ということだったり。
 
思った以上に、自分の意志とは関係なく、外部要因で飲み食いしているんだということに気づきました。
 
職場で配られた土産物の甘いお菓子、甘いお菓子にはコーヒーが欲しくなります。そこは食物連鎖ですから仕方ありません。
 
逆に、リラックスタイムにはコーヒーだよな、という思い込みでコーヒーを淹れると、今度は甘いものが欲しくなります。食物連鎖ですから。
  
これまでは漫然とお菓子をむさぼり、漫然と入ったお店で「ここのコーヒーはいまいちなんだよな」と知っていつつも、コーヒー以外の選択肢を考えませんでした。
それが、まず「私はこのお菓子を食べたいの?」「いま欲しいのはコーヒーの味?」と自分に聞いてみるようになった。
  
これは、本のおかげかそれほど億劫でもないんです。よくわからないときは、お腹に手をあて、改めて聞いてみる。すると大抵わたしの体からは、
 
「や、うーん、別にそういうわけじゃないんだけど……」
という、もごもごした返事。
じゃ、今日のところは、やめといてみる?
  
そうやって、最初の甘いものやコーヒーを止めると、食物連鎖の罠にはまらずに済むのです。
 
ちなみに、「カレーのあとのコーヒー」「飲み会のあとのミスド」という食物連鎖も存在します。

うん、食物連鎖じゃないですね。違いますね、知ってます。
 
 

まあ、そんなこんなで、
風呂上がりはビールだよね?
からも解放されて2ヶ月弱。
 
アルコールは、コーヒーや甘いものよりもちょっと強敵で、ストレスという負荷が急激にかかったときなんか、つい負けそうになる。
 
それでも、冷蔵庫から缶ビールを取り出すのが、家族への、
「イライラしてるの! 酒飲まなきゃやってらんないくらいイライラしてるの!」
というアピールであって、アルコールそのものを欲してはいないんだと気づいたので。
 
例えばこんな雨の降る肌寒い日は、あったかいココアなんかが似合うよなあみたいな、あるいは、カフェじゃなく喫茶店で、文庫本の友はブレンドだよなあ、ハードカバーならカフェオレだなあ、とか、
飲みたいかじゃなく、なんか良い感じかもうっとり、ということもあります。
 
体は飲みたいと言ってないのを自覚のうえで、
よっしゃ窓辺でココアのカップ抱えてアンニュイ気取るどー!
なら、それで問題ないと思うんです。
 
が、自覚したとたん、あ、やめとこ、と思えるなら、体の声優先に聞いてみる。
ねえ、いま、なに飲みたい?
 
最近の私の体は、だいたいこう答えるんです。
 

 
「お湯」
 
 
マジで。
 
お湯が飲みたいなんて、風邪で具合悪いMAXなときの嗜好ですよ。
そりゃ確かに実際のところ、元気パンパンとは言えないんですけども。
 
……随分とわたしは、自分の健康状態を過信し、無理していることそのものにも気づかないで、ここまで来たようです。
 
いい加減気づけよと、体が贈ってくれたメッセージを、今は真摯に受け止めて、今後は生きていきます。
と、しみじみ宣言してみる。
 
 
本日はおこしくださりありがとうございます。
 
 
 
なにごとのおはしますかはしらねども かたじけなさになみだこぼるる    西行
 
 
 
 
 
 
 
 

 
あそうそう、禁酒セラピー、ズルして最終章は入院中につい読んでしまいました。
 

それによりますと、禁酒前に、最後の一杯を飲み干すという儀式がありまして。
しかも、これは一番不味いと思う酒を選べと。
 
 


…………。
 
 

……………………。

 
 
………………………………。
 
 
…………………………………………。

 
 
あぁ!? 冗談じゃねえぞそんなの!!
 
最後の一杯なら純米大吟醸山廃仕込みを飲ませろっつの!!

 
 
個室だからといって、つい不用意に叫んでしまった、入院中の昼下がりのことでした。
 
全て納得するまで読んじゃいけない、というのもやはり理由があってのことですね。納得。
 
読むんじゃなかった。
 
 




 
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