フォト

他のアカウント

Twitter

にほんブログ村

  • にほんブログ村

楽天

  • 楽天
無料ブログはココログ

« デザイン変更(メガネ萌え) | トップページ | 帰り道を変えてみた。 »

2013年11月 8日 (金)

こちら鬼コールサービスセンター。

「ウォー! 言うこときがねえ子どもはお前かー!

 

 ……はい、保護者の方でいらっしゃいますか?
 本日は鬼コールサービスセンターへお電話ありがとうございます。
 当サービスを効果的にご利用いただくため、第一声はウォーとなっております。ご無礼お詫び申し上げますとともに、何卒ご了承ください。
 私、鬼コールサービスセンターの男鹿が承ります。

 ……はい、オモチャをねだって座り込みをなさっているお子様への鬼コールでございますね。オプションで動画もございますがいかが……あ、はい、通常サービスの静止画のみでございますね、承りました。

 それでは、お手数ですがお手元のケータイまたはスマートホンをお子様にお渡しください。
 3秒後に設定された着信音、続いて鬼コールが始まります。途中で終了される場合は通話オフを5秒間長押し、または5回連続タップでお願いいたします。

 では、どうぞー……」 ※実際のサービスとは異なります。

 

え、というわけで、言うこときかないと鬼がくるよ! 的なあれがあるじゃないすか、あれ。
あれの、スマホのアプリがあると知ったのは数ヶ月前。

確か、トラウマになる危険性がどーちゃらとかいう記事でした。大人でも怖い、とか。
鬼から電話がかかってきて恫喝するとか、鬼がやってくる動画だとかパターンはいくつかあるみたいですが、まあとにかく子どもを恐怖させるわけですね。
 
ふーん、とアプリを探してみて、それらしきものがいくつか見つかったんですけども。
 
うん、なんかこう、おどろおどろしい画像を見るにつけ、自分のスマホに入れて持ち歩くことからしてイヤーな気分ですな!
 
……怖いのダメなんです。
だもんで、ダウンロードはしなかったのでした。あ、や、機種が非対応だったからかもですがね。
 
そんなこともすっかり忘れた、あるお休みの日のショッピングモール。
外のテーブルで談笑するママたちと子どもたちがいます。
 
ふいに、子どもがなにかおねだりでもしたのか、
 
「今日はもう何も買わないって約束したでしょ!」
 
一人のママさんが怒り出しました。
 
ギャーンと泣き出す子どもに、ママさんは続けて、
 
「言うこと聞かないなら、鬼に電話して、連れてってもらうからね!
 来てくださいって電話するから!
 あ、電話しちゃおー! もう電話しちゃおーっと!」
 
と、スマホをなにやら操作しはじめるではありませんか。
 
あー、あれが、あれかあ。
 
実際に使ってるひとを見るのは初めてでした。
離れたところから眺めていると、一緒に座っていたママ友たちも同じらしく、なになに? という様子。
しばし、これね……と説明しはじめるママさん。
 
その間、子どもはもう何が起こるか知ってるのでしょう、やだーやだーと泣き続けています。
そして、ママ友たちに解説を終え、キッと子どもに向き直り、スマホを耳にあてるママさん。
 
「あ、もしもし鬼さんですか!?」
 
 
お、……おおう。
 
なんか、いかにも鬼使いが荒いです。
 
 
「ほら! 鬼さんが迎えにくるって!」
 
とスマホを子どもに突きつけるママさん。

いやだいやだと頭を振り続ける子ども。

さあさあとスマホを押しつけるママさん。
 
 
 
……うーん、 仕事とはいえ、これは鬼さんもツラいですねえ。
 
この鬼コールサービスって、開始した当初の対応可能時間は、子どもたちの稼働時間に合わせて設定されていました。7時~20時だったかと思います。
 
それがたちまち、
朝起きない子どもに。
夜寝ない子どもに。
夜泣きする子どもに。
……などの要望が日に数十件も寄せられるほどであったため、現在は24時間いつでも対応になっています。

24時間体制のため、大幅な増員が行われましたから、おかげで鬼の働き口が増えたそうですよ。
鬼生活レベルの改善効果があったというのは当局の発表ですが、実際はどうなんでしょう。
 
過重鬼労働、特に対応が遅れているメンタル鬼ヘルスについて問題が残されており、さらに実際には出張サービスを行っていないにも関わらず、
「これからお前をさらいにいくぞ」
等のセリフが用意されているのは偽装鬼表示にあたるのではという指摘も、ツイッターなんかで最近見かけます。 ええ、もちろん冗談です。いつものことですが石を投げるなら十万石饅頭でお願いします。
 
 
まあ、多少は気になり続けていた鬼アプリではあるのですが、たまたま使用現場を見ましたら、

とりあえずうちは、しまっちゃうおじさんがいるからいいや。
 
と思ったのでした。
 
 
夜寝ない子をしまっちゃう、うちのしまっちゃうおじさんは、夜の10時半にしか来ないのですが、たまに息子4歳が、何かをねだってぐずって暴れて、ふと我に返ったとき、
 
「……しまっちゃうおじさん、くる?」
 
なんて聞いてきます。
 
今のところは、しまっちゃうおじさんは夜にしか来ないよ、 と話していますが、
しまっちゃうおじさんは、日中に見かけた悪い子に目印をつけておいて夜しまいにくるんだよ~、
とか、
だからお風呂でちゃんと体を洗わないといけないんだよ~、
とか、考えておこうかしらん。
 
 
なお、オリジナルは、ぼのぼのの「こわい考え」の中にいるしまっちゃうおじさんです。

絵本になってないかなー。 なってたらいいなあほしいなあ、しまっちゃうおじさんの絵本。
うちのしまっちゃうおじさんと姿形が違う点については、
「こっちはラッコとか動物たちのしまっちゃうおじさんだからね」
とでも説明するつもりです。
 
ちなみに、うちのは黒いサンタクロースの服を着ていることになってます。 背負った袋に子どもをつめて連れてくのです。わあ怖い。
詳細は、このブログのどっかに書いた覚えがありますので、そのうちリンク貼ります。
こちらです

 

とりあえずぼのぼの貼ってみましたが、表紙はしまっちゃうおじさんではありません。
この巻にしまっちゃうおじさんが登場するというわけでもないのですごめんなさい。
何巻に登場するのか見つけられなかったのです、面目ない。
やっぱりかっこいいなあスナドリネコさん。
 
 
 
ではでは、本日はこんなところへご訪問ありがとうございました。
念のためくりかえしますが、冒頭の鬼コールサービスセンターの男鹿さんトークは私の妄想ですので、実際のサービスとは異なります。
サービスのご利用を検討される場合は、公式をご確認くださいませ。

 
 
    何事のおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる    西行
 

全国のママたちに、今日も様々な形でこきつかわれているであろう鬼さんたちにも、感謝を。




ブログランキング・にほんブログ村へ
     

« デザイン変更(メガネ萌え) | トップページ | 帰り道を変えてみた。 »

育児」カテゴリの記事