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アニメ・コミック

2015年2月24日 (火)

『学糾法廷』第11話の半端な推理を書いてみる。

『学救法廷』第11話の半端な推理を書いてみる。
まあその。
前回の『嫌われる勇気』感想が気恥ずかしくなってきたので、
ちょっとジャンプの感想でもはさんでおこうかしらん、というわけです。
新連載『改造人間ロギイ』の主人公が、
私すら知らなかった私の好みを射抜いたせいもありますが。
なにこれカコイイ。

それはさておいても、
『学糾法廷』は毎回推理が当たらないのが悔しいのです。
ならいっそ、晒そうかと。
ほら、書いたり人に話したりすると、
思わぬ発想が浮かんだりするじゃありませんか。

というわけで。
『学糾法廷』第11話 民事裁判編①ー推理編ー

夜盲末成が「何年か前から脚光を浴びるようになった」というのは、
おそらくゴッホちゃんの絵を盗用、夜盲名義で発表した、
てことで間違いなかろうと思うんです。
盗作されたゴッホちゃんが夜盲に、
一番弟子にしてやるから、
とかなんとかで言いくるめられたか、
あるいは弟子であるゴッホちゃんの絵を、
夜盲が勝手に自分名義で発表したか。
p258は、その暗示であろうし、
「特に最近は なかなか
 自分の絵が 描けなくて」
というセリフは、
師匠の夜盲のために絵を描かざるをえない状況を、
ほのめかしているんだと思います。

がしかし。

それと「大地(ダビンチ)くんと高須(ピカソ)くんの絵が激似」
からの、盗作疑惑、図工著作権訴訟に至る筋道が見えないんですよねえ。
ゴッホちゃんとの関連が見えない。

しいていうなら、
ピカソくんはゴッホちゃんを師匠とあがめ、
その絵は師匠のものに「どことなく似ている」らしい。
一方ダビンチくんは、別の先輩の弟子。
しかし一ヶ月前から筆のタッチが似ているとか、
盗作疑惑が始まって、3作目で「ほぼ丸パク」に。
これは、ダビンチくんの絵が、ゴッホちゃん(ピカソくん)側に寄ってきたということではないかと。

回想シーンではゴッホちゃんが、ダビンチくんのことを、
「ビン… 大地君ったら…」
と、下の名前で呼びかけて名字に言い直します。

なにかあるフラグですね。

ダビンチくんが意図的に、
ピカソくんの下書きを盗み見るかなにかで、
丸パク、というような絵を描いたのかなと。
そして学級会で著作権訴訟を起こし、

……うーん。

ダビンチくんが、絵を搾取されているゴッホちゃんのために、
今回の盗作疑惑を自作自演したとしても、
それがどうゴッホちゃんの救済に関連付くか見えません。
この筋は、ないか。

するとあとは、ゴッホちゃんが怪しい。

ダビンチくんとは親しい(が、隠してる?)らしいので、
ゴッホちゃんが、ダビンチくんの下書きを見た。
ピカソくんがそれと同じ絵を描くよう、
モチーフとか配置とか、アドバイスを装って、誘導した。
そんなことが可能かどうか分かりませんが。
それよか、そんなことして、ゴッホちゃんは何の得があるのか。

半端な推理のまとめとして、

・ゴッホちゃんは恐らく、師匠の夜盲に絵を盗用されている。
・その心の闇と、ダビンチくんピカソくんの盗作疑惑は、たぶん関連している。
・肝心の、そのつながりが見えない。

推理として、全然だめじゃん。

というのがよく自覚できたところで、
本日はこのへんで。
ごきげんようごきげんよう。

2014年12月 9日 (火)

『学糾法廷』第2話スズキ君バラバラ殺人事件②せっかくだから解答編も書いてみるけどインフルエンザ

『学糾法廷』第2話スズキ君バラバラ殺人事件②せっかくだから解答編も書いてみるけどインフルエンザ
週刊少年ジャンプNo.2『学糾法廷』第2話は、スズキ君(鱸)バラバラ殺人事件の解答編。
 
早々に結論を言っちゃえば、スズキ君はすり替えられて、
水槽の中のバラバラ死体はスーパーで買った鱸でした。
 
そうだとしてもね。
スズキ君じゃないにしたって、
魚をハサミでチョンパチョンパした張本人のてんと君が、
このように「ぼくじゃない!」て感じでなりふりかまわず訴えられるところが、
正直どうなんだろ、とは思います。
 
さておき。
 
【真犯人は担任の先生でした】

動機は、「食育」は食べてこそ、という強烈な思い込みから。
スズキ君を「食べる」派を勝たせたかったが、
てんと君の「食べない」派への寝返りでだいなしになったため、
スズキ君を切り刻むよう脅迫状を出したという。
 
犯行の方法。
男子への裏切りをバラされたくないが、
スズキ君を殺したくもないてんと君。
スーパーで買った鱸に耐水性マジックで星模様を描いて偽装、
こちらをバラバラにして、本物のスズキ君はプールへ。

 
んでもって、さて。
【予測の答え合わせ】
 
証人喚問に要請されるのは誰か。
真犯人は誰か。
犯行動機は。
犯行の方法は。
 
それぞれ配点25点とすれば、
うーん、
100点満点で35点くらいでしょうか。
一応は、真犯人は合ってたので。
てんと君がスズキ君を逃がしたこと、その手段、
先生の、スズキ君バラバラ殺人事件しかない、という思い込み。
まあ目的は「クラスをまとめる」ではなく「食育は食ってこそ」でしたが。
そこいらかき集めて、10点くらい加点できるかな〜なんて。
 
 
【読み誤った点「擬死反射」】
 
まずは第1話でアバクが出したヒント、「擬死反射」を、
証人そのものを指し示すヒントと思い込んだとこです。
「死んだふり ならぬ、殺したふり」作戦まで読めても、
じゃあ殺したふりを実行した人物が証人か、
と考えちゃったわけで。
 
しかし、自分が「食べない」に投票したことをアバクに隠したてんと君が、
観念してすべて打ち明けるには、ここで「スズキ君」を呼べ、
というアバクの指示が必須でした。
だからここで要請されるのは、スズキ君でなくてはならなったのでしょう。
なるほど。
 
【読み誤った点「カギの所在」】
  
教室のカギがてんと君から返却されたあとはもう、
朝まで持ち出されていないという点を、
ひっくり返せる条件だと思っちゃったんです。
担任の先生だけの証言だろ、と。
ついたてでどちらに投票したかは誰も分からない、というのが、
え、先生だけは分かるべ?
というのと同様に。

けども「国から」弁護士と検事を派遣される事態である以上、
鍵の所在は職員室にいたほかの先生方も証言している、
ひっくり返せない条件、と考えるべきでした。
くそう。
 
 
【第1話で読み取れたはずのこと】
 
そうして改めて考えると、少なくとも実行犯はてんと君、
ただし本物のスズキ君はプールに逃がした、
てとこまでは固められたはずです。
朝一番に登校した第一発見者の女子も実行犯になりうるけど、
てんと君のハサミを使う理由がないです。
 
担任の先生が真犯人てとこは、動きません。
動機が分からなくても、犯人に仕立て上げる相手にてんと君を選ぶ、
それが可能なのは、どちらに投票したか覗き見できる先生だけだから。
 
で、何故てんと君は、魚をバラバラにしなければいけなかったのか。
クラスの男子はスズキ君を「だれかが」刺身にしてくれないかなー、
と言っただけで、刺身にしちまおうぜ、という雰囲気ではありませんでした。
てんと君単独では、スズキ君を逃がさなくちゃ、なんて思い込まないはずです。
検事の子が異議ありとして、
死体のすり替えなんて「高度なトリック小学生にできるハズ…」
と言っているように、もしてんと君の単独犯行なら、
スーパーで買った魚に星模様を描くところまでやったとしても、
バレないようバラバラにする、まではいかないでしょう。
 
てんと君だけでは、そこまでやる動機がない。
でも実行可能なのはてんと君。
てんと君にやらせようと考えることができるのは、
担任の先生だけ。
 
したらば、先生が何らかの手段でもって、てんと君に、
「スズキ君バラバラ殺人事件」をおこすよう脅迫した、
というとこまで、第1話の情報でちゃんと予測できたはずです。
ちくしょう。
 
  
予測する材料が与えられていなかったのは、
担任の先生が「食べる」「食べない」どちらの考えなのか、
て、まあそこを匂わせちゃったら、
一番犯人であるはずがない人物、という引っかけが効かなくなるので、
これはしょうがないですね。
 
……ちょっと、ああオレ、汚れっちまったなあ、
と感じたのは、作中で、担任の先生が疑われたとき、
「だってーー…それは
 最も疑ってはいけない
 相手だったからーー…」
とありましてね。
え、あれ? ごく普通に疑っちまったぜ。

いえ、ね。
「最も疑ってはいけない相手」という認識が私にもあったら、
それだからこそ一直線に「じゃ、担任の先生が犯人と仮定してー」てとこから、
予測をはじめたと思うんですよねえ。
そしたら、あんまり持ってないメモリをもっと節約できて、
も少し色々予測できたんじゃないかって、悔しいだけです。
 
まあジャンプだからこそ、ひゃっはーって予測したのであって、
本格ミステリだったらもう、予測なんぞ放棄して楽しく読むだけなんですけども。
だいたい「もっとも読者の想定外な人物が犯人」て考えると当たってしまうし。
 
そんな汚れっちまった悲しみに、
今日も鼻をかんだティッシュのゴミが降り積もる……
 
きたねえな。
 
 
インフルエンザらしき発熱3日目の午後に。
誤字脱字があっても、作中の脅迫状がわざと誤字だらけにしてあったことへの、
オマージュなんかじゃありません。
まじだ。
 
 
本日はご訪問ありがとうございました。
 
 
    

2014年12月 5日 (金)

しつこく、ほぼ日手帳の使い方に疲れた全てのユーザーさんへ。ぐねぐねしたっていいじゃない。

先日、

年末になると読み返しちゃう本『シゴタノ!手帳術』とToDo欄の使い方

こんな記事を書いたのは、
ねえねえほぼ日手帳の自由さにくたびれてしまうのはもったいないよう、
という、私の、

ねえちょっとホントに体にいいのよこの健康食品!
今なら1箱7000円が、3箱で1万8千円!
携帯ケース付き! 騙されたと思って!

ていう親戚のおばしゃん的気分からでした。
わかりにくいですか。
大丈夫です、断ったからって
あなたのために言ってるのにわからないの!? キーッ!
て、なりませんから。

 
え、さて。
 
【使い方でふらふら迷ってほかの手帳に乗り換えようと思ったこともあるけど気付けば次のでほぼ日手帳10年目だあ】

今、『銀魂』を1巻から読み直してます。
ブクォフとかじゃないぜ、新品を買い直してるんだぜ。
つまり借りて読んだだけで持ってなかったんだが。
だってもうこれは買っておいて、
いつか子どもたちにも読んでもらいたいって、
そりゃ確かにうんこうんこ言ってる巻は、てめ、こちとら乳幼児のオムツ毎日とりかえてんだ、今更うんこくらいじゃ面白くねえよとか思って途中で単行本は買うのやめたけど本誌結末で号泣しちゃって、
 
ええと、でね。
 
3巻を読んでおりましたらば、

ああ、これ、ほぼ日手帳の使い方に困ってる、
全てのユーザーさんたちに伝えたい。
私にとっての『シゴタノ!手帳術』がそうであったように、
皆さんにとって『銀魂』3巻がそうなればいいなって、
 
あ、それはさすがにねえな。
 
ないけど、私が『シゴタノ!手帳術』から読み取ったメッセージは、
まさにこの銀さんの台詞のまんまであるなあと。

 

銀魂 第3巻
『第十六訓 考えたら人生ってオッさんに
なってからの方が長いじゃねーか! 恐っ!!』 から

信念もって
まっすぐ生きるのも結構だがよォ
 
そいつのせいで身動きとれなくなるくらいなら
 
一遍
曲がってみるのも
手なんじゃねーの?
 
グニャグニャ
曲がりくねってても
いいじゃねーか
 
そうしてるうちに
絶対譲れねェ 一本の
芯みてーなもんも
見えてくんじゃねーか?
 

まさに、
「手帳をこんな風に使いたい」
「あとで読みかえしやすいように、
 キレイに、ルールをきちんと決めて」
決意して、キリッと朝焼けの夕陽を見上げた(むちゃくちゃ)
そんな自分自身に縛られて、くたびれて、
「超」整理手帳に出戻ろうかなとか、
もうミスドのスケジュールンでいいじゃない、
ムーミンとかキャラもの手帳、可愛いじゃない、
と迷ってた、あの頃の私に読ませたいんです。

 
 
【とにかく書き始めてみればいいじゃない ほぼ日手帳だもの】
みつを。
 
そんなこと言ったって何を書けばいいかわからないですって?
 
では、今日の1日1ページに、
こんなことを書いてみるのはいかがでしょうか。
 
 
ジャンプの漫画を引き合いに出して、
ほぼ日手帳を続けさせようとする、
意味不明なブログを読んでしまった。
健康食品をしつこくすすめるおばちゃんのようだった。
来年の手帳は、
 A:また、ほぼ日手帳にしよう。
 B:やっぱりほかの手帳に乗り換えよう。
 C:おや、こんな時間に誰だろう、宅配便かな。
 
 

Cを選んだ方。あなたは知りすぎた。(暗転)
 
 
 
【楽しいと、おすすめしたくなる気持ち】
 
ほぼ日手帳を続けてきて、
どんどん楽しくなってきたのです。
それでつい、
みんな続けようようと、
袖を引きたくなるのです。
 
もう少し、4月始まりが発売されるまで、
ねえねえこんな風でもいいじゃない、続けようよう、
という記事を書くかもしれません。
 
しつこいですね。
 
これはきっと、
健康食品をすすめたがるおばしゃんの気持ちと、
たいして違いはないのでしょう。 
 
ごめんね、おばしゃん、
あのとき、あなたの気持ちも知らず、邪険な対応して。
 
 
でも、ヨーグルトきのこは勘弁なの。
 
 
 

本日はご訪問ありがとうございました。
 
 
 
    何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行


 
  

関連記事:

2014年11月23日 (日)2014年11月30日 (日)年末になると読み返しちゃう本『シゴタノ!手帳術』とToDo欄の使い方

2014年11月23日 (日)こんなあんばいで使ってます週間ダイアリー@ほぼ日手帳カズン

2014年11月12日 (水)やっぱりジブン手帳への乗換列車から飛び降りた7つの理由

2014年11月 3日 (月)ほぼ日手帳て体育館のようだ、と思ったらなんか腑に落ちたのでその思いつきをだらっと書いておく。

2014年10月13日 (月)ほぼ日手帳カズンを分解、やってみたらばあっけなくキレイにできてしまったので正直、動揺している。

2014年9月22日 (月)私がほぼ日手帳カズンからジブン手帳へ乗り換えを決めた7つの理由

2014年5月19日 (月)今年の目標イヤープラン@ほぼ日手帳カズン

2014年1月19日 (日)こんなあんばいで使ってます@ほぼ日手帳カズン

2014年12月 2日 (火)

『学糾法廷』まんまと楽しんでしまったので次回の証人の名前とか犯人とかの予測をしてみる。

あ、週刊少年ジャンプ、2015 No.新年1号なのですね。

その、今週号からの新連載、
『学糾法廷』

『学糾法廷』原作:榎伸晃 漫画:小畑健

あらかじめ申し上げておきますが、作中の、
何故学校にゲームを持ってきてはいけないのか?
とか、
論破、とか、ピーマンでしかとれない栄養云々とか、
思うところがないわけじゃあないですが、
まだ第1話、私が目くじら立てるとこじゃねえなって思ってます。
この記事では、犯人などなどの予測のみについて、
だらっと語ります。 

 
え、さて。
 
【第1話スズキ君バラバラ殺人事件】
 
舞台が小学校で殺人事件かよ、パズルゲーム☆はいすくーるか、
穏やかじゃねえなって思って読んだらば、
魚のスズキでした。

「学級崩壊時代」に際して政府が導入した新制度、
学級法廷制度。

ざっくりイメージを言うと、

学級会+逆転裁判+小学生の弁護士と検事

てとこでしょうか。

あらすじも、ざっくりと。

食育目的で6年3組が飼い始めた魚のスズキ君(星型の泣きボクロ付き)、
「食べる派」と「食べない派」でクラスは真っ二つ。
投票では1票差で「食べない派」勝利。
それから3日後、スズキ君は水槽の中でバラバラに切断されていた。
持ち物検査でハサミに魚のウロコがついていた七星てんと君を被告として、
国から派遣(転校)された弁護士アバク(趣味:論破、で色々察してほしい)と、
検事パイン(自称「美少女検事セーラーパイン」で色々察して(略))が、
スズキ君を殺害した犯人を暴く「学級会」が開廷される--

第1話は、検察側証人喚問が終わり、
弁護側が証人喚問を要請するところで終わります。
 
正確には、そのあとアバクが、
読者に向かって「証人の名前を考えてみてください」とか、
ヒントを提示したりして、終わりです。

 

【ヒントの『擬死反射』は暗喩か、ただのそのまんまか】

脱出ゲームとか、カーッと燃えちゃうほうです。
ですのでこいつも、カーッと燃えちゃって、
色々考えてみました。ああ楽しい。
小学校の頃の愛読書はホームズはもちろんだけど、
ナンシー・ドルー・シリーズでしたよ。
『本屋さんのダイアナ』にタイトル出てきたときはヒャッハーてなりましたよ。
そりゃあこういうの好きなわけだわ、謎解きだヒャッハーってなるわけだわ。

で検索してみたらナンシー・ドルー第1作がKindle版で出とるのね!

うん、でね。
 
ヒントとして出された『擬死反射』。
次号で呼ばれる証人についてのヒントなんでしょうが。

暗喩だとして。
アバクがてんと君に語った、
危機や恐怖を感じると動けなくなる……
圧倒的な絶望を前にしたときは……
というくだりで、担任の先生を連想しました。
 
アバクに2度論破されて、2度ともステータス異常「混乱」になってるあたり。
学級崩壊という絶望に対して思考停止に陥っている教師、
ということなのかな、と。

ただのそのまんまだとして。
スズキ君の呪い、として理科室の使ってない水槽が濡れていた、
プールでスズキ君の幽霊を見た、という話から、
実はスズキ君をプールに逃がした子がいる、
がしかし、プールに逃がしたところ、塩素かなにかでスズキ君が擬死反射を起こし、
死んでしまったと誤解して……誤解して……
 
 へんじがない ただのしかばねのようだ

うん、暗喩だとして、証人喚問は、担任の先生、と予測します。
 
教室には鍵がかかっていたとか、
食べる、食べないの投票は「ついたて」用意して誰がどちらに投票したか、
わからないようにした、とか。
担任の先生だけが、これらについて無効です。
てんと君が返却した後、鍵はずっと職員室にあったっていっても、
それは先生なら何とかなるでしょうし。
ついたても、先生が見回っている描写から、
先生だけは、誰がどちらに投票したかがわかる。
 
男子だけど「食べない」に一票入れた誰かを、
担任の先生は知っているんです。
 
 
【何故てんと君のハサミを使ったのか】
 
てんと君が男子で唯一、「食べない」に投票したことが関係してるのかなと。
直接描写はされてませんが、多分そう。
「食べない」に投票した男子をかばっている、という可能性も考えましたが、
誰がどちらに投票したかわからない、という前提なので、消しておきます。
 
男子20人が食べる派、女子19人が食べない派に分かれていたけど、
投票結果は食べない派が20票で勝利。
ここらへんをアバクに説明するてんと君が、
男女の人数からして、男子で食べないに投票した子が1人いたに違いない事に、
触れていない、というか、男女の人数のことは話していない。
 
あからさまに、てんと君が「食べるに投票した」と言うのは嘘くさいです。
 
それともてんと君、人数と票数を見ても「男子1人寝返った」、
と気付かなかった?
その可能性は、考えなくていいと思っています。
証人に立った「情状酌量」もあやふやでちゃんと言えない子が、
男子20人で食べる派が勝つはずだったのに、何故か女子の食べない派が勝った、
と指摘できているあたり、だから当然、てんと君も気付いていたはず、
にも拘わらず、アバクに話さなかった、ということなのでしょう。
 
ここでさらに、男子の誰かが刺身にしてしまうかも、とてんと君が思いこみ、
スズキ君をプールに逃がしたのかも、とも匂わせてます。
いきもの係のてんと君が水槽の水を入れ替えるのに30分くらい、
「えらく時間がかかったなと気にはなってたんですが……」(担任の先生)
というのも、てんと君が何かはしたのだろうな、と思わせます。
 
スズキ君(魚)も、首から下がバラバラで、つまり、
星型の泣きボクロ、というスズキ君に間違いない印を、
犯人はわざわざ残しておいた、
てあたりも何かしらポイントだろうなと思うんですよ。
フィクションだと、こういう場合はだいたい偽装で、
スズキ君はプールで生きてる、というオチですよ。
プールにスズキ君の幽霊を見た、なんて、ほら、いかにもだし。
だからほかの魚に星型を、

え…………魚に、星型をつけるの?

えっと…………油性ペンとかで?

 
……うん。
もしかしたら、養殖物のスズキって星型の泣きボクロがついてるもんなんだよ、
というトリビアでもないかなって検索してみましたが、
見つかりませんでした。
 
魚に星型を付ける方法については、置いときます。
 

【ここまでの予測まとめ】

・てんと君は男子だけど「食べない」に投票した。
(寝返り男子がいることをアバクに語ってないから)
 
・担任の先生は、それを知っている。
(ついたてがあっても、先生には関係ないもんね)
 
・スズキ君は生きているかもしれない。
(濡れた水槽、プールのスズキ君の幽霊)
 
・てんと君が理科室の水槽を使ってプールに逃がしたのかもしれない。
(最後にスズキ君を見たのがてんと君で、水の取り換えに時間がかかったことから)
 
・教室の、からっぽの水槽、もしくは身代わりの魚を発見した誰かが、
 魚をバラバラにしたのかもしれない。
(え、でもなんで? なのだけど、ほかにバラバラにするタイミングがわからん)
 
・バラバラにするのに、てんと君のハサミを使ったという以上、
 てんと君に何らかの引っかかりを持つ誰かが真犯人。
 
・それは、てんと君がスズキ君を逃がした、あるいは、
 「食べない」に投票したことを知っている誰か?
 
・それは、担任の先生だけなのでは?

  
というわけで、動機などはまったくわからないけど、
状況的に、担任の先生が真犯人かな、
と予測しておいて、来週号を楽しみに待ちます。
 
 
ああ楽しかった。
 
でも魚に星型って、完全に「これはスズキ君です」の証明というか、
そう思い込ませるためのアイテムであることは間違いないと思うのに、
じゃあ代わりの鱸にどうやって星型を……で行き詰まるんです。
それに動機も。
学級崩壊で先生がメンタル的にギリギリで、
真っ二つになったクラスをまとめるにはスズキ君バラバラ殺人事件しか方法は無いっ、
と思いこんでしまった、て結論になるんじゃないかと予測するけど、
クラスをまとめる→スズキ君バラバラ
の、間を埋める理路が思いつきまへん。
ちぇ。そこは残念。

 
しかし、こんな予測なんぞ、軽くちゃぶ台返ししてくれて、
そ、そうだったのかー!
と悔しがらせてくれることを、実は楽しみにしておるのです。
予想どおりよりか、そっちのほうが楽しいじゃないですか、ゲンドウさん。


 
本日はこんなところへご訪問まことにありがとうございます。
 
 
 
  何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる   西行

 
 
 

2014年11月 3日 (月)

親としても子としても@『暗殺教室』第114話

マンガ本もふくめて、がっつり断捨離したおかげで、本棚に余裕があります。
ありますけども、そこへさすがにジョジョ全巻とかパタリロ全巻をぶっこもうという所業には、
まだ踏み切れませんこんばんは。(挨拶)
 
本を減らしてから、買うときはかなり厳選するようになりました。
いくつか基準を考えまして、その基準のひとつが、
子どもにも読んでほしいか?
です。
 
その基準で、いまそろえたいのは、『銀魂』のほかは、『暗殺教室』なのですよ。
 
というわけで、先日に引き続き、『暗殺教室』から。
 
  
先日、こんな記事を書きました。 
 
 
親が、おのれの人生の失敗を子どもでやりなおそうとする、
それをRPGの2周目に喩えたのがすげえ、
なんて書いているうちに、自分こそ、そういう親になっていないか、
と考えて恐ろしくなったという記事です。
 
そして今週号。
 
なんだかもう、ただただ目から鼻水が垂れるばかりで、
ろくなこと書けそうにありませんが、ともかくもご紹介を。
(ろくでもないのはいつもだ、というツッコミについては、ありがたく頂戴いたします)
(え、やだ、いつも読んでくださってるのですかうへへへへ的な意味で)
 
Korosense2
『暗殺教室』第114話 渚の時間 松井優征
週刊少年ジャンプNo.49
 
――ただ我が子が
この世に生まれて
 
そこそこ無事に育っただけで
喜んでくれたら
 
全てが
丸く
収まるのに
 
 
しかも、このコマの前で、この渚くんは、
「……贅沢かもしれないけど」
と言っています。
 
贅沢かもしれないけど、ただ生まれて無事に育っただけで、喜んでくれたら。
 
親から無条件に受け入れられることを、
「贅沢」な願いとして呟かなくてはいけない。
 
おのれの子供時代を思うに、
せめて、「贅沢かもしれないけど」と、願うことだけでもできていたら、
十代、二十代の頃、もうちょい生きるのがラクだったかしらん、
なんて思うまでもなく、
子として、一読しただけで目から鼻水が花粉症状態でした。
 
親としては、子どもたちに、
こんな願いを願わせるような思いをさせていないかと、
授かったときの、出産のときの、
あなたは生まれただけでウェルカムなのだ、
中島みゆきを熱唱したいようなあふれる思いを、
きちんと子どもたちに伝えているだろうかと。
しばし、私の中で、子私と親私がティッシュで交互にズビズバと鼻をかみ合う状態に。 
 
こんな鼻水で湿っぽくなった記事を更新することに、
ためらいが、ないわけじゃあなかったですけども。
 
ところで、週刊少年ジャンプは月曜発売ですが、月曜がお休みのときは土曜発売です。
おそらくここを訪れる方にとってはビタ一文も関係のない、
かつ、私自身がいつもツイッターで「あ、やべ」と思い出す豆知識です。
 
や、ではなくて。
土曜に、すでに読んでスビズバ状態で、記事にすることは決めていても、
もう少し、月曜になったらもう少し、落ち着いて、まとまりよく書けるかもしれない、
なんぞと期待してみましたが、だめだったようです。
ただ、 
子としても、親としても、この願いの存在を忘れないように。
できれば、願わずに済むようにと。
ここへあげておくのです。
 
 
本日はご訪問ありがとうございます。
 
 
 
何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる      西行 

2014年11月 1日 (土)

暗殺教室 第112話『2周目の時間』読んだら通勤電車で鳥肌たった。

当初(10月21日)のタイトル:暗殺教室 第112話 2周目の時間

 
毎週月曜日、通勤電車で読んでいる週刊少年ジャンプで、
 
ふおおおおおおお……
 
と、口からうめき声が出そうなほど秀逸な喩えに震撼し、
ともかくも、当該のコマをこちらへご紹介したのでした。 

Korosense
週刊少年ジャンプ2014年47号
暗殺教室
第112話 2周目の時間
松井優征:作
 
 
親が果たせなかった夢を、「この子のためだから」とおっかぶせるパターン。
小説でもドラマでもマンガでも、よく見かけます。
 
母親が入れなかった大学に入り、
入社できなかった会社に入り、
自分の娘時代には許されなかった、
オシャレを楽しむことや髪を伸ばすことまで、息子に果たさせようとする。
(息子に。女子に見えちゃう設定でも、息子に)
着飾らせることはさすがに諦めてはいても、
(でも鏡の前でワンピースをあてさせたりする。息子に)
長髪は、強いる。
 
そういう状況を、
 
僕の人生の主人公は僕じゃない
 
僕は…
RPG「母さん」の2周目だ
 
 
あ、
 
うわあ、そうだったのか。
RPG2周目!
 

子どもは親の、RPG2周目。
そう考えた途端、親になってもまったく理解できなかった、
物語ではよく見かける「こういう親」の考え方が、
スコーン! と分かったような気さえしました。
 
RPGやったことのない方に、ざっくりざっくり説明しますと。
プレイヤーはゲームの主人公として、その世界で経験値を積み、
成長して、ついには最後の敵を倒してゲームクリア。
が、たいがいそれでおしまいではなくて、
その最初のプレイで積んだ経験値やらを引き継いだ状態で、
再度ゲームをプレイできたりするんですね。
それを「2周目」と呼んでいる、と思っていただければ、この記事の範囲内では、
おおむね間違いないかと。
そして実は私が、RPGはテーブルトークから入った世代であることは内緒だ。
 
さておき。
最近のRPGにおいては、1周目を経たプレイヤーは、
ゲームの展開を知っているし、経験値も積んだし、
1周目よりラクに2周目のゲームをクリアできる、というのがまず前提。
 
この母親。
あたかも息子の人生が自分の人生「2周目」であるかのように、
自分はクリアできなかったミッションであるところの、
志望校合格とか、希望する会社に就職するとか、
髪を伸ばして着飾ることまで、
息子がクリアすることを望んで、強要します。
一度人生を失敗している親は、
失敗しない人生を子どものために導いてやることができるから。 
子どもに1周目からプレイさせるよりは、
親の2周目としてプレイしたほうが、ずっとうまくクリアできるから。
 
 
正直、最初にこのコマをアップしたときの私は、

100パーセント子ども側の目線で、
……うげげげ、こういう親ってまだいるのかなあ、つか、実在するのかなあ、それにつけてもなんて的確な喩えなんだ、
という気持ちでした。
 
子ども側だったときの記憶を掘り起こすまでもなく、言いたいことは色々あるわけですよ。

だって、
失敗したから次はもっとうまくやれるって理路、おかしくね?

 
たとえば麻雀で、

さっき点箱スッカラカンにしてた先輩が背後に貼りついて、肩なんかガシッとつかんでくれちゃって、
「ぃよーっし、オレの言うとおりに打てよ! オレの言うとおりにしてたら絶対勝てる!」
とか言い出したら。
……あ、先輩、あっちで呼んでるみたいですよ?
とかいってやりすごそうとしませんか。
どっか行ってほしいでしょうよ。
ボードゲームの人生ゲームで最下位だったやつが、
「もう一回! もう一回やったら俺、嫁も子どももできる気がする!」
て言い出しても、
「そうだね! きっと次はできるよ!」
て言ってやるほど私は優しくないですよ。

 
親がこれで成功したから子のおまえも、というパターンにしても、

そも親と子ではスペックが違うんじゃねいのー、と思ってしまいます。
外観や性質に類似点を見つけていても、
そんなもんは赤の他人同士である男女が、
「キミとボクは、どこか似てるね(はあと)」
とかいうのとたいして変わるところがなかろうと思うのです。
 
なにより、仮にスペックが酷似していたとしても、
生まれ育った時代が違うじゃないかと。
いま中坊やってる子と、バブルでうひょひょしてた世代と、
価値観、成功の色形が、同じだとは思えないんです。
 

え、さて。
 

とまあ、そんなことをいつものようにダラダラ下書きしておりましたらば、
 
ふいにわいた考えに、
自分で怖気をふるいました。
 

こんな考えです。
 

この母親にしても、自分の母親から、
こうして親の2周目としての人生を強いられてきたのじゃないかって。
そういや、親にオシャレすることを許してもらえなかったとか、そんなセリフがあります。
 
で、それはつまり、どういうことかというと。

 
こうして、
「うへえ、こんな親ホントにいるのかよ、まっぴらだなあ」
なんて呑気に書いてる私自身もまた、

「こんな親」になるかもしれない、ということです。
 
無自覚に。

それゆえ一層救いがたいほど最悪に、
「私はああいう親にはならないから。これは子どものためだから」
なんてニコニコして、
ああいう親になっていくかもしれない、
もしかしたら、すでにそうであるのかもしれない、
ということです。

 
現時点で私は、自分の人生1周目を、
失敗したとは思っていないんです。
むしろ、
かなり・うまく・生きた
とか思ってます。
や、つか、1周目とかじゃねえし。
まだ何にも終わってねえしラスボス戦突入してねえし何言ってんの? 
てなもんですが。
 
だから有り得るパターンとしては後者の、
私はこれこれこうしてきて今現在は幸福だから、さあ、子どものおまえも、
……なんてのに、陥っていやしないかと。
 
いま小学生の娘に対して、私は無意識に、無自覚に、
ママのいうとおりにしてれば間違いないのよ、
というメッセージを発していないか。
 
なにしろそれは「無意識」で「無自覚」なのだから、
 
「発して……いないか?」
 
なんて眉間にシワ寄せてゲンドウポーズで己に問うてみても、答えは返ってきません。
焦燥感が増すばかり。
 
それでも、問い続けていれば、いつか子ども達が選ぶ人生が、その答えになるはずだと、
それまでは、たまにゲンドウポーズとりながら、問い続けていこうと思うのです。
 
だから、この記事の下書きは、Evernoteの「また読み返す」ノートブックに入れとくのです。そうだEvernoteの記事も書きたいのですが、
次回は、佃煮と漬け物ばっかのお弁当の話です。
 
今回は(も)、特にオチがありません。
ご訪問ありがとうございます。
 
 
※この番組は再放送です。 
ゲンドウポーズのリンク先をご覧になって、
「この件を考えるポーズとして不適切ではないか」
というご指摘は受付を終了しております。
(番組じゃないだろ、というツッコミも受付を終了しております)

 
 

   何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行
 
 
 
 

2014年8月31日 (日)

映画『ALL YOU NEED IS KILL』を観てきたので何を言ってるかわからねーだろうがありのまま今思ったことを話すぜ

オッス! おらゴ○ウ! あやまらねえぞ!(挨拶
 
ええ、何事かといいますと。
先日、原作であるところの小説、そしてコミック版を読んだあと、私はこんな記事を書きました。
 
で、映画を、観てきました。
くだくだ考えると書けなくなりそうなので、観てきた勢いで書きますが、

 
あ、すいません、やっぱ、あやまります。
私がうっかりしていた事項が、ふたつありました。
 
ひとつ、舞台が日本のまんまのはずがなかった。
 
ふたつ、トム・クルーズが、私の中ではまだ「若くてハンサム」なまんまだった。
 
 
以下はネタバレ含みます。
 
そういや読んだ後に30時間前にループしたところで、記憶は引き継がれるんですわな。
ネタバレ、ダメ。ゼッタイ。という方は、速やかに退避してください。
 
 
【ケイジはヘタレ度80%増し】
 
冒頭で、あ、となりましたよ。
 
いや、記憶のトム・クルーズだって、初年兵は無理があるだろー、とは気づいてましたがね。
この見た目年齢で、かつ初年兵。
初めての戦場……という理由付けを、脱サラ軍人、広報担当ということで処理したか、なるほどと。
 
広報担当として写真撮影するのに、前線へ行くことを命じられたケイジは、
前線イヤ! 行きたくない!
というわけで、最終的には将軍相手に脅迫まがいのことを、
しかも、もごもごと言っちゃうような、わっかりやすいチキン野郎でした。
 
広報担当なのに前線へ、しかも初年兵として送り込まれるためには、
原作のケイジどころじゃない、とんでもないグダグダヘタレ、ひきょー者、というキャラ付けが必須だったのですね。
 
そりゃもうトム・クルーズのビジュアルを映画館で観た瞬間、
「入隊したのは失恋がきっかけじゃない」
という原作ケイジの、なんかこう、鼻つまんでうりうりしてやりたいような、
ヘタレ青くささを求める気は毛頭ありませんでしたけど。
 
それにしたってあの冒頭のふがいなさは、原作の80%増量、
今ならおまけにもう1個ついてきます。※色柄は当社におまかせください。
 
いや、しかし。
その程度で、はーなるほどねー、ハリウッド変換さすがだわー、
などと頷いていてはいけなかったのです。
 
 
【うどんで「ざる」を編んだら最早「ざる」でも「うどん」でもないんじゃねいのか】
 
引き続き、なにを言ってるかわからないでしょうが、私もです。
 
先日の記事を書きながらロムっていたTwitterで、
という記事が話題になっており、
スッタゲ読みたかったんですけども。
吐きそうなほど眠くて、それでもなお映画観る前には記事書きあげちゃいたくて、
そんな中、このタイトルが私の深層心理に深くしみ込んだのでした。
こういう発想好き。
 
え、さて。
しかしながら。
 
ちょいちょい『Edge of Tomorrow』という文字が目について、「?」と思ってましたが、
英語圏で公開された英題なのですね。
 
小説『ALL YOU NEED IS KILL』を麺棒でのばして適当な太さに切って、
ハリウッド製法でざるを編んだら『Edge of Tomorrow』
てわけですな。
 
 

【映画を観る前の予測と一応答え合わせ】
 
1.ラストシーンのこと


私はこう書きました。
 
カビたコーヒーを飲み干したケイジの目に、
スカイラウンジから見える風景に、
リタらしき姿を見つけて、
なんかこう、奇跡、起きちゃった!?
 
……みたいな引きで、
パンッて暗転してハッピーエンドな匂いふりまいてエンドロール、
くらいは、
やりそうだなー、と思っちゃう。
 
前段の、カビたコーヒーだのスカイラウンジだのはですね、実際は全体的にハリウッド変換がかかっていたので、
つまり原作小説どおりのストーリーであるはずがなかったということで、思い違いもはなはだしかったな、と恥ずかしいです。
 
ですけんど。
 
映画、ラストシーン。
 
最後のループで、
 
…………リタ、

よかった生きてるー!!!!!

むほっ(ケイジ、笑顔)
 
(暗転してエンドロール)
 



……………。

うん待ってそれ待って。

SF的に大丈夫なの? 
とか、
オメガ爆発のタイミングがおかしくね?
とか、
そも私はSFに造詣が深くないのですけど、
「すこし・ふしぎ」の略じゃあないっていう認識ではあるんですよ。
 
そういうのとりあえず全部神棚にあげといて(かしわ手)


ほんっとハッピーエンド大好きっ子だな! ハリウッドさん!
たしかに小説のラストは薄暗かったかもしれんけど、
それは夜明け前の薄暗さであったと思うよ!
未来と人間の強さを信じる、苦くとも光があったと思うよ!
 
 
そういうわけで、

リタ生きてたー。
で、
結局ハッピーエンド。
 
というあたりは予測どおりじゃねいのー? というわけで、冒頭の、
あやまらねえぞ、
に至るのでした。
 
2.梅干しのこと
 
司書さんに片思いして失恋しちゃったケイジが、
アメリカ軍所属の脱サラ軍人へとハリウッド変換されてますから、
当然、映画では、食堂でのリタとの梅干しチキンレース、
 
「すすす、すっぱくなんかないぞ」
 
ていう、とってもかわゆいリタは、どこにも存在しないんですよねー。ち。
ハンバーガーと冷凍食品で満足できる連中に、あの萌えは理解できんのか、ああそうですか(偏見
 
この、小説ではリタとケイジの仲が急速に深まるきっかけとなるエピソード。
映画では、おそらくラスボスであるオメガの居所へと向かうドライブ、
それと、ヘリを見つけた廃屋でコーヒーをいれるシーン。
ここですでにリタに心を寄せている雰囲気のケイジですから、
以前のターンで、リタから身の上話などを聞いて、
すでにフラグは立ってたって寸法ですよね。
リタの、コーヒーに砂糖4つとか。
あれはハリウッド的萌えなんでしょうか。
いや、まんまと可愛いって思ったけど。
 
 
3.体型及びキャラのこと
 
体型については、しょうがない。
言ってもしょうがなかったゴメンナサイ。
ハリウッド変換ですからね。
 
小説ではリタの専属技術者であるシャスタ・レイル。
メガネ、ミツアミ、ドジっ娘キャラ。
映画ではきっと男性にしちゃうか、せいぜい『アリー my Love』のレネみたいなキャラをあてるんじゃないか。
と推測しておりました。
 
映画では、カーター博士という、
目つき大丈夫か?
挙動がおかしいぞ?
……という科学者になってました。
 
わあ、なんかとっても、納得。
 
 ドジっ娘整備兵 →→→≪ハリウッド変換装置≫→→→なんかおかしな科学者
 
そのうち誰かが、こういうの作ってくれるんじゃないかしらん。
ラノベの設定をいれると、ハリウッドで映画化した際の設定に変換されて出てくるの。
 
キャラに関しては、ラノベ的な萌えはすべてハリウッド変換されてて、
つまり削り落されてて、
ちくしょうハンバーガーと冷凍食品(略

 
4.実事はあるのか

おそらく映画では、リタとケイジが一晩ともに過ごしたことはなかったように思います。
コーヒーのシーンで、それともそういう周回があったのかしら。

つか、ね。以下に続きますが、
 
【むちゅむちゅシーンはあったけど】
 
ああいう、デレ含有率0%のツンデレ・リタのこと、ケイジは好きになるかなあ……。
(それはもはやツンデレではないし(つか、ツンデレ要素を求めるじたい、小説前提だし
 
あ、むちゅむちゅっていうか、
むちゅ、
程度でした。
 
 
死ぬと30時間前(映画では、時間までは言及してなかったかも)にループする力を偶然手に入れたケイジ、
リタもその力を持っていたけど、大量出血と輸血により、その力を失ってしまった……
というわけですが。

「斬りおぼえる」
という言葉が映画に出てこないのは、
ケイジが死ぬのは戦場でギタイによって、ではなくて、

訓練で、負傷するたんびリタに、
「リセット」
つーて、バンバン殺されるせいですよね。
 
ケイジが強くなっていくのは、戦場で、ではなくて、
訓練で。
 
訓練での負傷でも、出血~輸血でループの力がなくなるといけないから、
とっととリタに、ズガーン、と撃たれる。
ループの記憶を引き継いでいるのがケイジだけである以上、
リタにとっては、都度はじめてのケイジ射殺なのではありましょうが。
 
ちゃんとループで生きかえるってわかってても、
そういうのに、惚れるかねえ?
て。
 
そこいらを補填するのが、あのドイツまでのドライブ、廃屋でコーヒーをいれるシーン、
なのだろうなと推測はするんですが。

ハリウッドさん的にラブロマ~ンス必須なのだとしても、
ラストシーンもそうですけども、
チカラ技が過ぎませんか、と思ってしまう。
リタに対してケイジがやに下がる要素が、見えない。

先に書きました英題『Edge of Tomorrow』は、
ここへきて、納得です。
だって、映画版のケイジ、キルしてないもん。
キルられてるもん。
『ALL YOU NEED IS KILL』じゃなくて、『…… IS BE KILLED』だもん。だめだこりゃ。
 
 
【結論として。三倍美味しくいただけた自覚はある】
 
おそらく、映画だけ観た方も、楽しめたろうなと思うんですよ。
ちゃんとピンで面白かった。
 
私の場合、
小説を読んだ、
コミック版も読んだ、
そのうえでの、ハリウッド映画観賞。
 
日本の、ラノベの萌えやらなんやらを、
ハリウッド変換が何を拾い、何を捨て、
何をもってして新たなざるうどんを編みあげたのか(違
 
そういう視点を得て映画版を観たのは、
非常に味わい深く、興味深く、三倍美味しくいただけた経験でした。
これほど観る前に楽しみで、かつ観たあとまでワクワクした映画は久しぶりです。
 
原作小説と比較して、あのエピソードが違う、装備が違う、キャラが違う、
ごめんね去年のひととまた比べている(歌
なんて数え上げるのは、レビューとしてはつまらないことだと思ってはいますが、
そっかハリウッド的にそこは有りか、そこは無しか、
と把握していくのは、お互いの文化的に、そうか、
君と僕は別の生き物だから、
好みが違う、歩く速さも思いの伝え方も(歌
っていうことなんだねって、
なんだこれって検索したらコナンのエンディングでしたね。好き。
いや、今後ハリウッド映画を観るときにも、
その理解が楽しみを深めてくれるんじゃないかなって。
 
……でも。
 
……そうは言っても。
  
 
武器はやっぱり「二百キロあるバトルアクス」であってほしかったよ!
 
なに? ダメなの? 自分の背丈なみの武器振り回すって、萌えじゃない!?
エミリー・ブラントがでっかいバトルアクス振り回してたら、カッコよかったと思うんだけどなあ。
ああいう武器って日本オタ文化なのかしら。
古くはガッツの斬魔刀くらいしか思いつきませんが。もっと前からあったのかしら。
なんですかねえ、やっぱりこういう萌えは、ハンバーガーと冷凍食品(略
 
 
ええと、つまり。
 
なんだかとっても、面白かったです。
どれかだけ観た/読んだ、という方は、
せっかくですので小説もコミックも映画も、コンプリートされることをお勧めいたします。
 
うん、オラわくわくすっぞ!(悟空
 


長々とお付き合い、ありがとうございました。
 
 

    何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行

2014年8月29日 (金)

『ALL YOU NEED IS KILL』小説とコミックを読んだので偏見にまみれた「映画版はきっとこんなんだぜ」を書いてみる。

コミック版1巻を貸してもらったら、続きが気になって原作であるところの小説を買い、一気読みしてコミック版2巻も読んで、
今度、映画版も、観に行くのですよ。うへへのへ。
 
ちなみに私の映画版に関する知識は、
・多分ハリウッド映画なのよね?
・主役二人のビジュアルは知ってる(小説のカバーとか映画のポスターの)
以上。
 
きっとネタバレしますので、これから楽しむ予定の方は、イマココでお戻りください。
 
……読み終えたあと、30時間前に戻る現象は起きませんから。
 
 

え、さて。
 
【ラストシーンのこと】
 
のっけからラストの話をしますけども。
 
映画では、
「くそったれな世界のルール」を破って、実は生きてましたハッピーエンド、
とまでは、さすがに改変してない、
と、思いたい。
 
思いたいけど、
 
カビたコーヒーを飲み干したケイジの目に、
スカイラウンジから見える風景に、
リタらしき姿を見つけて、
なんかこう、奇跡、起きちゃった!?
 
……みたいな引きで、
パンッて暗転してハッピーエンドな匂いふりまいてエンドロール、
くらいは、
やりそうだなー、と思っちゃう。
思っちゃうんですよ。
 
このへん、説明が必要になるんですけども。
長くなりますが、よかったらおつきあいください。
 
岡田斗司夫氏のゼミをニコ動で見ていたら、
アナ雪についてこんなあんばいのことをおっしゃってたんです。
 
いわく、せっかく引きこもって楽しく暮らしてたエルサがラストでは戻ってきちゃって、
魔法は観光資源に使えちゃうし、あら幸せ。
 
「おまえらそんなにハッピーエンドが好きか(笑)」
 
もののけ姫でさえ、サンは森で、アシタカはタタラ場で暮らそうっていうのに、
サンが里におりてきちゃって一緒に暮らして「うーん、案外幸せ☆」みたいなもんだろ、
というようなことを。
 
これで、バーンとよみがえった記憶があったのです。
 
実は私、
『七人の侍』(リンク先はwikipediaです)
大好きでして。
 
映画館とレンタルビデオとレンタルDVDで、計15回以上は観てるんですけども。
あ、おっしゃりたいことは分かります、さっきAmazonでポチしました。いいかげん買います。
 
でね。
 
そんだけ好きなら、ハリウッド・リメイクという『荒野の七人』(リンク先はwikipediaです)も、
おさえとくべきかな、と。
観たんですよ。
 
いや、その前に、オリジナルである『七人の侍』のことをざっくりと。
 
度重なる野武士の略奪に耐えかねた百姓たちが、
七人の侍を雇い、この侍たちが見事、野武士たちを全滅させる、というお話。
この侍の中の最年少で、まだ前髪の子。
この子が、村の百姓娘と恋仲になる。
しかも決戦前夜に、前髪の子(勝四郎くんといいます)ったら、
 
になっちゃう。
(アァ~ン、とかいう色っぽい効果音をいれたいところ)
 
戦い終わって、喜びながら田植えをはじめる百姓たち。
娘は、ほんの一瞬、勝四郎と目を合わせるも、そのそばをすりぬけていき、
田植えにくわわると、高らかに田植え唄を歌いはじめる……。
拒絶ととれる娘の態度に、なすすべなく立ち尽くす勝四郎。
そして勘兵衛の有名なセリフ。
 
「また負け戦だったな……
「勝ったのはあの百姓たちだ……わしたちではない……」
 
 
これが、リメイク版の『荒野の七人』になりますとね。
やはりうら若いガンマンと、村の娘とのラブロマンスがあるわけですけどもね、
ラスト、当該シーンにおきましてはですね、
 
こんなあんばい。
 
野武士に相当する盗賊たちを追い払い、村人たちが喜ぶなか、娘はうかぬ顔。
結ばれたあの若いガンマンは、きっと村を去っていくのだろう……
と、そこへ、若いガンマン、娘のうしろに立ってニッコリ。
それに気付いた娘、振り返って、彼がこの村に残るのだと悟り、はにかむように微笑む。
そして、
 
「また負け戦だったな……
「勝ったのはあの農民たちだ……俺達ではない……」
 
 
うん、待って。
なんだろ、この湧き起こるトッテツケタ感。
 
この記事を書くために、Wikipediaさんでおさらいしてみたところ、
武士は身分であって、ガンマンは身分ではない。
七人のなかの最年少者が村娘と恋に落ちるという流れは一緒でも、
その違いが、オリジナルである侍は別離、ガンマンは村に残る=農民になる、
という結果に……とのことで……
 
  
あの、ごめんなさい、
 
ハリウッドさんが、ハッピーエンド大好きっ子なだけなんじゃねえの?
 
って、思っちゃったのですよ。
  
ええ、 
長々とお付き合いさせてしまいました。
 
というわけで、先に書きました、
ラストシーンはハッピーエンドっぽく見せかける演出をしちゃうんじゃねいのー?
となるのです。
信じてないのです。
 
それでもさすがに、
 
「このままずっと繰り返せばいいじゃないか」
「同じ一日をか? 毎朝おまえは、見知らぬリタ・ヴラタスキと会うのだぞ」
「それでもかまわないよ」
 
……………… 
 
「……そうか、それも悪くない」
 
 
て、やるはずがないよねええええええ!?
そんな血みどろハッピーエンドは、お好みじゃあないはずですもんねええええぇぇぇぇぇぇぇぇ(フェイドアウト
と。思う程度には、信じてます。
 
信じてますったら。 
 
  
【梅干しのこと】
 
リタとケイジが梅干し大食い合戦、いやチキンレースか、をするシーンがあるんですけども、
映画にも、ありますかねえ?
 
トム・クルーズの外見からして、そもそも舞台は日本じゃなくなってるかしら。
したらば、食事に梅干しが、というエピソードは、
 
……や、無くせはしないんじゃないかな。
リタとケイジがうちとけるエピソードなので、ここ削ったら、
ほら、大好きなラブロマ~ンスに持ち込めないんじゃないかと。
 
しかしまあその、
可愛い女の子が梅干し食べて酸っぱさを痩せ我慢してチキンレースを挑むなんてね、
 
ラノベだな!
 
いいぞそういうとこ大好きだ!
 
ハリウッドがここをどう処理するのか、まったく想像がつかないので、
これは映画で注目することとします。
 
 
【体型およびキャラのこと】
 
そう、小説は、原作は、ラノベなんですよね。
女の子、可愛いんです。少女なんです。
少年少女に地球の命運あずけちゃうのは、日本の文化か病気かなんかです。
あいにく、キライじゃないんです。
内田樹先生がそのへん考察した文章があったと思うのだけど、それはまた今度。
 
でね。
 
宣伝用かなんかのムービーにリタ役として登場するのは、ブロンド美人でグラマラス。
実際のリタは似ても似つかぬ小柄でツルペタという描写がありまして。
あ、ごめんなさい、ツルペタは個人の印象です。
イラストだと、Aくらいはあると思います。
 
このリタが、原作そのまんまじゃなさそうなのは、ビジュアルからなんとなーく感じられます。
それとも、エミリー・ブラント(リタ役)って、少女っぽいのかしら。あちらの感覚では。
ついでに言うと、ジャケットが、小説で描写されてるほど真っ赤じゃないように見える。
  
それと、そのリタの専属技術者であるシャスタ。
この子がですね、
メガネ、ミツアミ、ドジっ娘キャラです。
 
……ハリウッド映画で?
 
ドジっ娘?
 
 
ないないないないない。
 
 
男性にしちゃうか、せいぜい『アリー my Love』のレネみたいなキャラをあてるんじゃないかと推測しております。
 
 
【実事はあるのか】
 
リタとケイジが、一晩、一緒に過ごすシーンがありましてな。
 
小説では、そのへん、うまいことさらっと書いてあったので、うっかり読み流してしまいましてな。
 
コミック版では、リタのお尻に軽くドギマギしちゃってるような描写があって、
 
ありゃ?
 
と思ったのです。
 
コミック版では、本当に語りあって眠っただけ、のような印象ですが。
改めて小説を読み返すと、
寝起きのケイジが、リタを見ているうち「わけもなくまぶしく」なったり、
それと、奇襲にあったときの、
「コ……コーヒーが冷える前に片をつけられるかな?
というケイジの台詞。
 
これ、「コ……」がなければ、
 
あ、ゆうべ、ケイジのやつ男になったな、間違いない。
 
と思うとこですわー。
調子にのりっぷりが、そんな感じになるんですわー。
 
けども、ちょっと噛んでる。「コ……コーヒーが」て。
それだもんだから、ちょっと軽口たたいてみただけなのか、とも思われる。
悩ましい。
どっちなんだ。
ハッキリしないとこがまた、醍醐味かもしれませんが。
 
ここまで、小説とコミック版の話。
問題は映画版ですよ。ハリウッドですよ。
 
 
つか、
……どーせ、むちゅむちゅシーンくらいは、はさむんじゃねいのー?(鼻をほじりながら
 
 
 
はい。
 
というわけで。
  
私のハリウッド映画への偏見を最大限披露したところで、
 
映画を観てから、ちゃんとゴメンナサイします。
 
と宣言して、本日はこのへんで。
ご訪問ありがとうございました。
  
や、だって、すみからすみまで、
ほらー! 思ったとおりー!
なんてはずないし。
最初から、観たあとのごめんなさい記事も書く所存ですよ。
 
 
 
 

 
 
 
    何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行
 
 
 
近所の映画館ではもう上映してない、とツイッターで嘆いた私に、まだ上映してる映画館情報を提供してくれたお友達に、感謝を。

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