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育児

2014年11月24日 (月)

七五三でした。

七五三でした。
下の二人の七五三、です。
いつもはカメラ向けても逃げたりそっぽ向くのに、
ブログ用にと、こっちを向いてない、
顔が写ってないのを撮ろうとしたら、
逆に振り向いてバッチリカメラ目線よこしやがる。
なかなか撮れませんでしたよ。
 
画像は、千歳飴が売り切れていて、
かわりの綿あめを待っているとこです。
 
下の娘の着物は、私の着なくなったのを仕立てなおしたもの。
断捨離もできず、ときめく片付け的にはときめくので処分もできず、
かといって保管場所にも弱っていたんですけども。
着物つったら、仕立て直しできるとこがいいんじゃねいの?
と、かなり遅く気がつきまして。
上の娘の、七歳の七五三が終わってから、気がつきまして。
 
ちくしょうもっと早く気づいてたら、娘二人分、
4回使えてお得だったのに!
とか思ってしまう貧乏性なのでした。
 
上の娘三歳のとき、すげえ若い! と思った神主さん、
下の娘三歳の今も、やっぱりまだ若く見えるのだけど、
子どもたちへ向ける微笑みがすっかり堂に入ってというのか、
目にした親までも、心がほわっとなる、
良い笑顔をされるようになっていました。

 
 
  何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる   西行
 
 
 
なにがあっても、生きててよかった、と涙をこぼす夜が必ずおとずれる、
てのは、確か、中島らもの本で読んだ。
 
何度でも思います。
 
それは本当のことだよ。
 
 

2014年11月15日 (土)

その後の、いちご状血管腫、もうすぐ3歳

見えますでしょうか。
その後のイチゴ状血管腫、もうすぐ3歳

かきわけた髪の地肌に、うっっっすら、ピンク色に盛り上がっている箇所。
娘2歳、もうじき3歳の頭です。

 
【最初は、ぷるんぷるんの新鮮いちごだった】
 
生後3カ月の頃、ここで髪を分けると、
ちょうどイチゴのパッチン留めでもしているような、
赤くてぷつぷつがあって、ぷよん、とした、
いちご状血管腫がありました。
 
当時は、そりゃあ心配しましてね。
皮膚科に行き、小児科に行き、どちらからも、
 
「小学校にあがる前には治りますよ」
「特に処置は必要ありません」
 
と言われたものの、
産んで数ヶ月で「小学校にあがる前には」て、
そりゃあ途方もなく遠い未来な気がしたもんです。
 
それまでに、どこかにぶつけて出血でもしたら。
こんな脳に近い場所の、血管腫なんて怖い名前のが、
ぶちゅっとつぶれて、バイキンが入ったりなんかしたら。
怖い想像がふくらんでいくのを、
 
「神様が、いちごをくっつけてくれたんだね~」
「こうして髪を分けると、いちごの髪どめしてるみたいだね~」
 
なんて言って、ごまかしてたもんです。
 
 
【いつ、気にならなくなったのかは覚えてないけれど】
 
気が付いてみたらば、就学前どころか、
保育園の3歳以上児クラスに上がる前に、
ほとんど分からないくらいになりました。
なかなか見つからなくて、画像撮るのに苦労したくらい。
 

いちごが新鮮なうちは、本当にハラハラしたもんですが、

3年弱、経ってしまえば、あっという間でした。

あの頃の私に、

「大丈夫、3歳前には目立たなくなるよー」

と言ったところで、

え、3年も!

て、ちっとも気が楽にはならなかったかもしれませんが、

それでもまあ、書いておくのです。

 

本日はご訪問ありがとうございます。

どこかのいちごちゃんも、幸せでありますように。

   何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる     西行

 


関連記事:
 
2012年7月11日 (水):いちご状血管腫

2014年11月 3日 (月)

親としても子としても@『暗殺教室』第114話

マンガ本もふくめて、がっつり断捨離したおかげで、本棚に余裕があります。
ありますけども、そこへさすがにジョジョ全巻とかパタリロ全巻をぶっこもうという所業には、
まだ踏み切れませんこんばんは。(挨拶)
 
本を減らしてから、買うときはかなり厳選するようになりました。
いくつか基準を考えまして、その基準のひとつが、
子どもにも読んでほしいか?
です。
 
その基準で、いまそろえたいのは、『銀魂』のほかは、『暗殺教室』なのですよ。
 
というわけで、先日に引き続き、『暗殺教室』から。
 
  
先日、こんな記事を書きました。 
 
 
親が、おのれの人生の失敗を子どもでやりなおそうとする、
それをRPGの2周目に喩えたのがすげえ、
なんて書いているうちに、自分こそ、そういう親になっていないか、
と考えて恐ろしくなったという記事です。
 
そして今週号。
 
なんだかもう、ただただ目から鼻水が垂れるばかりで、
ろくなこと書けそうにありませんが、ともかくもご紹介を。
(ろくでもないのはいつもだ、というツッコミについては、ありがたく頂戴いたします)
(え、やだ、いつも読んでくださってるのですかうへへへへ的な意味で)
 
Korosense2
『暗殺教室』第114話 渚の時間 松井優征
週刊少年ジャンプNo.49
 
――ただ我が子が
この世に生まれて
 
そこそこ無事に育っただけで
喜んでくれたら
 
全てが
丸く
収まるのに
 
 
しかも、このコマの前で、この渚くんは、
「……贅沢かもしれないけど」
と言っています。
 
贅沢かもしれないけど、ただ生まれて無事に育っただけで、喜んでくれたら。
 
親から無条件に受け入れられることを、
「贅沢」な願いとして呟かなくてはいけない。
 
おのれの子供時代を思うに、
せめて、「贅沢かもしれないけど」と、願うことだけでもできていたら、
十代、二十代の頃、もうちょい生きるのがラクだったかしらん、
なんて思うまでもなく、
子として、一読しただけで目から鼻水が花粉症状態でした。
 
親としては、子どもたちに、
こんな願いを願わせるような思いをさせていないかと、
授かったときの、出産のときの、
あなたは生まれただけでウェルカムなのだ、
中島みゆきを熱唱したいようなあふれる思いを、
きちんと子どもたちに伝えているだろうかと。
しばし、私の中で、子私と親私がティッシュで交互にズビズバと鼻をかみ合う状態に。 
 
こんな鼻水で湿っぽくなった記事を更新することに、
ためらいが、ないわけじゃあなかったですけども。
 
ところで、週刊少年ジャンプは月曜発売ですが、月曜がお休みのときは土曜発売です。
おそらくここを訪れる方にとってはビタ一文も関係のない、
かつ、私自身がいつもツイッターで「あ、やべ」と思い出す豆知識です。
 
や、ではなくて。
土曜に、すでに読んでスビズバ状態で、記事にすることは決めていても、
もう少し、月曜になったらもう少し、落ち着いて、まとまりよく書けるかもしれない、
なんぞと期待してみましたが、だめだったようです。
ただ、 
子としても、親としても、この願いの存在を忘れないように。
できれば、願わずに済むようにと。
ここへあげておくのです。
 
 
本日はご訪問ありがとうございます。
 
 
 
何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる      西行 

2014年11月 1日 (土)

暗殺教室 第112話『2周目の時間』読んだら通勤電車で鳥肌たった。

当初(10月21日)のタイトル:暗殺教室 第112話 2周目の時間

 
毎週月曜日、通勤電車で読んでいる週刊少年ジャンプで、
 
ふおおおおおおお……
 
と、口からうめき声が出そうなほど秀逸な喩えに震撼し、
ともかくも、当該のコマをこちらへご紹介したのでした。 

Korosense
週刊少年ジャンプ2014年47号
暗殺教室
第112話 2周目の時間
松井優征:作
 
 
親が果たせなかった夢を、「この子のためだから」とおっかぶせるパターン。
小説でもドラマでもマンガでも、よく見かけます。
 
母親が入れなかった大学に入り、
入社できなかった会社に入り、
自分の娘時代には許されなかった、
オシャレを楽しむことや髪を伸ばすことまで、息子に果たさせようとする。
(息子に。女子に見えちゃう設定でも、息子に)
着飾らせることはさすがに諦めてはいても、
(でも鏡の前でワンピースをあてさせたりする。息子に)
長髪は、強いる。
 
そういう状況を、
 
僕の人生の主人公は僕じゃない
 
僕は…
RPG「母さん」の2周目だ
 
 
あ、
 
うわあ、そうだったのか。
RPG2周目!
 

子どもは親の、RPG2周目。
そう考えた途端、親になってもまったく理解できなかった、
物語ではよく見かける「こういう親」の考え方が、
スコーン! と分かったような気さえしました。
 
RPGやったことのない方に、ざっくりざっくり説明しますと。
プレイヤーはゲームの主人公として、その世界で経験値を積み、
成長して、ついには最後の敵を倒してゲームクリア。
が、たいがいそれでおしまいではなくて、
その最初のプレイで積んだ経験値やらを引き継いだ状態で、
再度ゲームをプレイできたりするんですね。
それを「2周目」と呼んでいる、と思っていただければ、この記事の範囲内では、
おおむね間違いないかと。
そして実は私が、RPGはテーブルトークから入った世代であることは内緒だ。
 
さておき。
最近のRPGにおいては、1周目を経たプレイヤーは、
ゲームの展開を知っているし、経験値も積んだし、
1周目よりラクに2周目のゲームをクリアできる、というのがまず前提。
 
この母親。
あたかも息子の人生が自分の人生「2周目」であるかのように、
自分はクリアできなかったミッションであるところの、
志望校合格とか、希望する会社に就職するとか、
髪を伸ばして着飾ることまで、
息子がクリアすることを望んで、強要します。
一度人生を失敗している親は、
失敗しない人生を子どものために導いてやることができるから。 
子どもに1周目からプレイさせるよりは、
親の2周目としてプレイしたほうが、ずっとうまくクリアできるから。
 
 
正直、最初にこのコマをアップしたときの私は、

100パーセント子ども側の目線で、
……うげげげ、こういう親ってまだいるのかなあ、つか、実在するのかなあ、それにつけてもなんて的確な喩えなんだ、
という気持ちでした。
 
子ども側だったときの記憶を掘り起こすまでもなく、言いたいことは色々あるわけですよ。

だって、
失敗したから次はもっとうまくやれるって理路、おかしくね?

 
たとえば麻雀で、

さっき点箱スッカラカンにしてた先輩が背後に貼りついて、肩なんかガシッとつかんでくれちゃって、
「ぃよーっし、オレの言うとおりに打てよ! オレの言うとおりにしてたら絶対勝てる!」
とか言い出したら。
……あ、先輩、あっちで呼んでるみたいですよ?
とかいってやりすごそうとしませんか。
どっか行ってほしいでしょうよ。
ボードゲームの人生ゲームで最下位だったやつが、
「もう一回! もう一回やったら俺、嫁も子どももできる気がする!」
て言い出しても、
「そうだね! きっと次はできるよ!」
て言ってやるほど私は優しくないですよ。

 
親がこれで成功したから子のおまえも、というパターンにしても、

そも親と子ではスペックが違うんじゃねいのー、と思ってしまいます。
外観や性質に類似点を見つけていても、
そんなもんは赤の他人同士である男女が、
「キミとボクは、どこか似てるね(はあと)」
とかいうのとたいして変わるところがなかろうと思うのです。
 
なにより、仮にスペックが酷似していたとしても、
生まれ育った時代が違うじゃないかと。
いま中坊やってる子と、バブルでうひょひょしてた世代と、
価値観、成功の色形が、同じだとは思えないんです。
 

え、さて。
 

とまあ、そんなことをいつものようにダラダラ下書きしておりましたらば、
 
ふいにわいた考えに、
自分で怖気をふるいました。
 

こんな考えです。
 

この母親にしても、自分の母親から、
こうして親の2周目としての人生を強いられてきたのじゃないかって。
そういや、親にオシャレすることを許してもらえなかったとか、そんなセリフがあります。
 
で、それはつまり、どういうことかというと。

 
こうして、
「うへえ、こんな親ホントにいるのかよ、まっぴらだなあ」
なんて呑気に書いてる私自身もまた、

「こんな親」になるかもしれない、ということです。
 
無自覚に。

それゆえ一層救いがたいほど最悪に、
「私はああいう親にはならないから。これは子どものためだから」
なんてニコニコして、
ああいう親になっていくかもしれない、
もしかしたら、すでにそうであるのかもしれない、
ということです。

 
現時点で私は、自分の人生1周目を、
失敗したとは思っていないんです。
むしろ、
かなり・うまく・生きた
とか思ってます。
や、つか、1周目とかじゃねえし。
まだ何にも終わってねえしラスボス戦突入してねえし何言ってんの? 
てなもんですが。
 
だから有り得るパターンとしては後者の、
私はこれこれこうしてきて今現在は幸福だから、さあ、子どものおまえも、
……なんてのに、陥っていやしないかと。
 
いま小学生の娘に対して、私は無意識に、無自覚に、
ママのいうとおりにしてれば間違いないのよ、
というメッセージを発していないか。
 
なにしろそれは「無意識」で「無自覚」なのだから、
 
「発して……いないか?」
 
なんて眉間にシワ寄せてゲンドウポーズで己に問うてみても、答えは返ってきません。
焦燥感が増すばかり。
 
それでも、問い続けていれば、いつか子ども達が選ぶ人生が、その答えになるはずだと、
それまでは、たまにゲンドウポーズとりながら、問い続けていこうと思うのです。
 
だから、この記事の下書きは、Evernoteの「また読み返す」ノートブックに入れとくのです。そうだEvernoteの記事も書きたいのですが、
次回は、佃煮と漬け物ばっかのお弁当の話です。
 
今回は(も)、特にオチがありません。
ご訪問ありがとうございます。
 
 
※この番組は再放送です。 
ゲンドウポーズのリンク先をご覧になって、
「この件を考えるポーズとして不適切ではないか」
というご指摘は受付を終了しております。
(番組じゃないだろ、というツッコミも受付を終了しております)

 
 

   何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行
 
 
 
 

2014年7月 3日 (木)

私の趣味は私の趣味 子どもの趣味じゃねえんだなあ

ロリ系の服が、好きでした。
野球マンガ、バスケマンガにはまってました。
や、バスケマンガは、まだはまってるけど。
 
そういう時期に妊娠して、周囲に言われて一番ポカーンとしたこと。
 
「やっぱり子どもにも、ロリ服着せるんでしょ?」
 
「やっぱり子どもに、野球やらせるんでしょ?」
 
「やっぱり子どもに、バスケやらせるんでしょ?」
 
「やっぱり子どもにも、コスプレやらせるの?」
 
 
戸惑いました。
 
 
へ? なんで?
と問い返す私に、
 
「またまたそんな~、着せる/やらせるんでしょ?」
 
え、や、しないですよ? なんですかそれ?
 
そして相手も、
ポカーン、という顔をするのでした。
 
 
 
いや、本当にね、その発想がわからなかったんです。
私が好きなことですよ。私の趣味ですよ。
私が楽しみたいじゃあないですか。
 
子どもに着せるくらいなら、私が着るし。
子どもにやらせるくらいなら、私がやるし。
 
 
とはいえ。
私の趣味をご存じな方は、たいがい「やっぱり子どもにも○○やらせるんでしょ?」とおっしゃったので、そういう発想のほうが一般的なのでしょう。
つか、そっちが多数派なんだろうなあと認めざるを得ないくらいには、何度も言われた。
 
思い返してみるに、
 
私がやりたいことは私がやれ。
子どもにやらせて何になる。
 
という発想は、
大学の夜間部に通うことを決めたとき、手に入れたようです。
 
お金ないし、高卒で就職しました。
当時はまだ、
選り好みしなけりゃどっかの大学には入れる、
なんて時代ではなく、
大卒はそれなりのステイタ~ス、でしたから、
「自分は高卒で苦労したから、子どもには絶対大学にいかせる」
という言いぐさが、よく耳に入ってきました。
 
けど、子どもが「オレは大学になんていかない! B’zの稲葉さんみたくなるんだ!」とか言い出したらどうするつもりなんだろうと。なんでそこB’zかと。好きだったからですが。
や、稲葉さんは教員免許もってたはずだから大卒ですわな。ウルトラソウッ。
 
でね。
そういう子どもに対して、
「自分が大学いけなかったからだ」
とか、
「高卒のせいで悔しい思いをしたからだ」
とか、
ねえ、大学以外にやりたいことで目に星飛ばした子どものあなたが、
親にそんなこと言われたら、さあ、
 
Say,口答え。
 
だったら、おまえが大学いけばいいんじゃね?
高卒だからじゃなくて、おまえの実力や努力が足りなかったんじゃねえの?
高卒を言い訳にしてんじゃねえの?
 
……わーお。
自分で想像しといてなんなんだけど、口答え、腹・立・つ・わー。
顔が平行四辺形になるまで両のほっぺをつねりあげるわー。 
 
だから、自分で行くことにしたんです。
薄給で、お金はなかったけど、信用度高い職種ですから、入学金、授業料をまかなえるくらいの借金ができました。
と思ったら、保護者に勝手に私名義で倍額借金されてて、
いわく「もう私達は年寄りでお金貸してもらえないから」
って、いやそれ倍額借金背負わされる理由になってないし使い道は何なのよ、て、
その話はまたの機会に。
 
ええと、というわけで、
お金借りて、大学の夜間部に通いました。
借金しなきゃいけないくらいでしたから、
そうだ、夜学、いこう(プァァァァーン)
てノリでは決められない。
当時、そりゃあ色々考えました。
そのときの色々が、
 
私のやりたいことは、私がやる。
子どもに代行なんて、させるもんかい。
 
を、私の「当たり前」にしたのだと思います。
その前はどうだったかというと、
なにしろその前はまだ親の立場ではなかったので、
「親が大学いけなかったから子どもは大学いけとか、意味わかんね」
と思ってましたので、ちっとも比較対象物にならないんですがね。
ですので。
「私ができなかったことを、この子には……!」
と幼子を抱いて沈む夕日に誓うチャンスはありませんでした。
いや別にそんなチャンスいらんのだけど。
 
だから、申し訳ない。
どうしても、自分の好きな事や、できなかったことを、
子どもにやらせたり、託したり、というのが、わからない。
わからないので、なんら他意なく、屈託なく、
「やっぱり子どもに○○させるんでしょ?」
というお友達に、私は、はかばかしいリアクションができないんです。
 
私が妙な表情をしてしまうのは、
 
なんでそういうこと言うんだよう。
私がやりたくても、もうできないことなら(野球部のマネージャーになることとか、バスケ部に入ることとか、バスケ部のマネージャーになることとか)、
うらやますぎるからむしろ子どもにやらせるもんかよう。
 
という、わけなんです。
 
だからどうか、スル―していただきたい。
あの、特にコスプレのくだりとか、な。
 
 
本日はご訪問ありがとうございます。
 
 
何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる     西行
 
 
 
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2014年6月 5日 (木)

セレンディピティと夜のお菓子と私。

うなぎパイ美味しい。
 
たしか夜のお菓子の姉妹品には、朝のお菓子と昼のお菓子もあって、
三種類つめあわせが『フルタイム』、
 
……というのを、むかし見たような聞いたような気がするんですが、
今はないんでしょうかね。

 
え、さて。
 
今度こそ、
 
うっわ、やっべ、マジこれセレンディピティじゃね? 超ウケるwwwww(何故ウケる
 
ということがありました。
 
 
ええと、まず白状しますと、
昨年の甲状腺摘出手術をきっかけに禁酒しておりましたが、
いつのまにやら、
 
飲酒癖が復活しております。
 
うん、あの、まあ医者に禁酒を言い渡されたわけではないんですよ。
自主的な禁酒だったわけですけどもね。
担当医には、
「そんな必要ないですよw」
と言われましたがね。
 
それでもやっぱ、やめたいんです。
 
だって飲むと、色々手につかなくなって時間が無駄になるし。
朝起きるつらさ40パーセント増量ですし。

 
しかし、あの『禁酒セラピー』をもう一度読むのは、どうもこうもしゃくにさわります。
 
もう一度、
「発酵食品は味もひどくて毒」
というアレを読むのかと思うと、味噌も納豆もキムチもチーズも大好きな私は、
 
あ、これ全部混ぜても美味しそうだな、
 
うん、大好きな私は、
著者をしめあげたくなっちゃうんです。
 
 
というわけで、
まあダイエットと同じに考えてみんべ。
と、EVERNOTEに飲酒日記をつけはじめました。
まず、自分がどういうタイミングで飲みたくなっちゃって、
そして飲んじゃっているのか、を記録してみようと。
このへん、『いつまでもデブと思うなよ』の影響ですね。
レコーディングダイエットは、カロリーまで記入すんのかってあたりで挫折。
 
 
さて、飲酒を記録しはじめて10日間、パターンは分かりました。
 
子どもたちが晩ごはんを食べてくれなくて、
イライラして、
プシュッ、
ンググググーッ、
ゲフッ。
 
あるいは、
晩ごはんを食べてはくれてるんだけど、
だらだらと一時間もかけてなかなか食べ終わらず、
かといって洗い物などのために席を立つと泣きわめかれるので、
しょうことなく側に座っているんだけど、
もう介助は必要ない娘2歳。
どうもこうも手持ち無沙汰で、
えいこんちくしょう色々やらなきゃいけないことがあるのに、
とイライラして、
プシュッ、
ングングング、
ゲフーッ。
 
イライラして、
というのは気付いてましたが、
手持ち無沙汰でイライラする、
というのは、この記録でようやく自覚しました。
 
で、
これが「うっほ、セレンディピティ☆」と思ったことではありません。
 
 
娘2歳の、最近の困ったクセがありまして。
夜中、寝る直前に、
「おなかすいたー。おかしたべたいー」
と、要求するのです。
 
寝る前だっていうのに、めっ、
なんてやると、ギャン泣き。(GN……いえなんでもありません
 
根負けしてお菓子を与えると、
食べては、
「おなかすいたー」
また別のお菓子を食べては、
「おなかすいたー」
こちらがぶち切れるか、娘2歳がリッツ握ったまま寝落ちするかまで繰り返される。
 
あるいは、
どのお菓子を出しても、
「これじゃない! ちがうううううええええーん! おなかすいたー!!」
つきあいきれん、と放置すると、
「……おかあさんといっしょ、みる」
 
……ヤマさん! ホシのやつ、要求を変更してきました!
 
そして録画してあるEテレを見ながら寝落ちする。
 
 
こんなことが1ヶ月くらい、続いていたでしょうか。
 
 
さあ寝かしつけ、という時に、やはり今日もやってくる、
 
「おなかすいたー」
 
 
…………。
 
 
ああくそう、どうしよう。
 
糖分とりすぎは、メンタル的に、はたメイワクな影響を及ぼすことを、
夫と娘7歳の様子でほぼ確信しているものですから、
(血糖値下がると凶暴化する)
もう泣きたいくらい、この習慣を断ち切りたいんです。
 
けども、何ヶ月先か、何年先かに、
必ずそう「なる」と決まったわけでもない影響と、
今日、「頼むからもう寝てくれよ!」とでは、
ね、前者を優先するには、私自身が元気パンパン、スタミナもりもりでなくっちゃあ、
太刀打ちできかねる。
 
ぐったりとして、今夜も屈服するしかない、と思えたとき、
 
ふと、私の飲酒パターンが頭にひらめきました。
 
イライラして飲む。
だけでなく、
半分以上は、手持ち無沙汰がきっかけでした。
 
や、主婦に手持ち無沙汰な時間があるもんかいって思うんですけどね、
実際記録してみたらば、前述のように、
ただ座っているのがお仕事であったり、
子ども達や夫の何らかの行動が済んでからでないと、
私の家事に取りかかれなかったりで、
ぽかっと、
エアポケットな数分が発生するんですね。
 
何かしなければいけないのに、
何もできることがない。
その焦りが、
プシュッ、
に向かわせていたのかもしれません。
 
手持ち無沙汰の、不安な感じ。
それをまぎらわすために、なにかを口に運ぶ。
 
あ、そういうことかと。
 
 
「おなかすいたー」
 
娘2歳のお腹にさわってみる。
夕飯はしっかり食べた。
どころか、
私の味噌汁とおかずと息子5歳の味噌汁とトマトまで食った。
 
 
…………。 
 
 
ねえねえ娘。
 
本当にお腹がすいてるの~?
 (おなかこちょこちょこちょ)
 
もう寝るっていうのが退屈なんじゃないの~?
 (せなかこちょこちょこちょ)
 
よし!
一緒にラジオ体操しよう!
 

 
はい、ええと、最近、娘がおかあさんといっしょを見ながら踊るのが面白くて、
試しにラジオ体操をやってみせたら、気に入ってくれてたんです。

ちょっとくすぐって笑わせてから、踊って見せたところ、乗ってきました。
きゃっきゃと笑いながら、一緒に腕をふりまわしたり前屈したり。
 
そうか、これかあ、と思いましたとも。
 
私が不安な気持ちをまぎらわすために缶ビールを開けていたように、
もう寝なくちゃいけない寂しい気持ちが、娘2歳に、
「おなかすいたー」
と甘いものを要求させていたのかなと。
 
飲酒習慣を断ち切りたくて記録していたことが、
娘の夜のお菓子習慣を断ち切る役に立ちました。
 
うっほ、これは良いセレンディピティ。
 
 
その夜は、アカペラ(アカペラ?)で踊るにも限界があり(踊る?)、
youtubeに落ちてるラジオ体操をテレビで見ながら、
 
……6セットは踊った。
 
なんか、あの、脇腹痛いんですけど。
 
 
満足し、しかもほどよく疲れたらしい娘は、
その後はすんなり眠ってくれました。
 
もちろんおれもヘトヘトだったがな。
 
こんなラジオ体操の夜を3度ほど繰り返し、
今のところ、寝る直前の、
「おなかすいたー」
は、言わなくなりました。

 
あのう、ところでラジオ体操って「踊る」もんでしたっけ?
 
 
 
本日はご訪問ありがとうございます。
 
 
      何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる   西行

 
 
 
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2014年5月28日 (水)

「やってみる」というスキル。

保育園で、息子についてこんなことを言われました。
 
「○○くんは、お友達のことを良く見ていて、
 良いところを見つけるのが上手なんですよ。
 先日はこういうことがあって……(略」

あ、はい。
 
若い保育士さんであったせいか、なんかどうも、
「子ども達の良いところを見つけて保護者に伝えましょう」強化月間かしらん、
という匂いがする、つまりその、マニュアルのかほりを感じてしまう様子ではありましたが。
 
 
おそらく息子のそれは、しまじろうのテレビのときだったかにCMでやってる、
 
「いいとこメガネ」
 
の真似っこじゃないかな、とは思うのですが。
 
男の子が、指でメガネを作って顔にあて、
小学校のいろんな場面でお友達の良いところを見つけるCMなんです。
みんないいとこいっぱ~い、
でCMは終わります。
 
でね。
 
その真似っこだから意味がない、なんて思うわけじゃあないんです。
 
いいじゃあないですか。
若い保育士さんの、どうもこうも、
「こんな感じで言えばいいのかなあ、こういう話を言えばいいのかなあ」
と頭上に???を並べながらの「いいとこメガネ」でも。
自分とこの後輩でなくても、基本ほめて伸ばそう派です。
もちろん本人から、
僕を私を、ほめて伸ばしてください、
と言われたら、
十万石饅頭を鼻につめこんでやりますけど。
そっちから要求されたらなんか、なんかだし。(なんだよ
 
さておき。
 
わけもわからずとりあえずやってみる、
とか、
なんか面白そうだからやってみる、
とか。
それで、何も問題ない。
や、というよりは、むしろそれが、それこそが大事なんじゃないかなあ、
と改めて思った朝の出来事でした。

 
だって、もしこう言われたら、絶句しませんか。
 
「お友達の良いところを見つけることで、
 ぼくにわたしに、いったいどんなメリットがあるんですか。
 それを明示してください。
 明示されたメリットに納得できたら、
 いいとこメガネをかけましょう」
 
なんつってね。
 
 
おそらくは、
いやいや当然納得したうえでのほうが良いにきまってるじゃないか、
とお考えの向きもありましょう。
 
 
けど、指し示したメリットに、当事者が興味を示さなかったらどうすんのだろう。
将来こんな良いことが、て、
将来のその時、その年齢にならなきゃその価値が理解できないことって、
たくさんあります。
 
でもって子どもは、
そういう、理解できないことなど自分にはない、
あるとすれば、それは説明する方が至らないからだ、
と考える生き物だと思います。
いや、逆ですね。
そうであるうちは「子ども」なんだと思います。
 
だからつい私は、最悪の、皮肉なケースを考えてしまうんですわ。
こんなふうに。
 
これをすることで、将来こんなメリットがありますよ。
に対して興味を持たず、
知ーらない、いーらない、と駆け去っていった子ども達は、
将来そのメリットの重要性を理解し、
かつ自分が子どものときにそれを放棄していたと気付いたとき、
あのとき何故これほど重要なことだと分かるように教えてくれなかったのか、
分かるように教えなかったあいつが悪い、
と、恨むんだよな。
 
て。
予想してしまうんだなあ。

 
さあ、というわけで、
 
お客様のなかに、
お友達の良いところを見つけるのが将来どんな役に立つのか、
4、5歳の子ども達が納得できるように語れる方はいらっしゃいませんかー。
 
日頃その年齢の子ども達と接しているうえで、
え、わたし、語れますよ?
とおっしゃる方は、いらっしゃいませんかー。
 
もしいらっしゃったら、 
 
 
わふーんわふーん、センセイ! 教えてください!
と馳せ参じます。←おしり軽い
 
きっと、そっかーなるほどーふむふむー、とメモを取ったあとで、
 
うん、ま、その、それはそれとして、
「わかんないけど面白そうだしとりあえずやってみる」
というふうに持っていけたら、私としてはベストだなあ、
と心に呟いてノートを閉じるでしょう。
うん、だいぶ失礼ですね。
だって自分の思うベストとは別に、
そういうスキルにも興味あるんですもの。スゴイはスゴイと思うんですもの。

 
さ、
お気づきかとは存じますが、そろそろ話がとっちらかってきました。
 
 
多分、
 
「デシリットルなんて将来使わねえだろ」とか思っても、
宿題は淡々とでかす子になってくれればいいなあ、
イチローもたしかそんなこと言ってたような。
 
という話がしたかったんです。
そうは読めなくても。
 
いえ、イチローは「デシリットル云々」は言ってません。(多分な
イチローが言ったのは、
「野球がうまくなるには、ちゃんと宿題やらなきゃダメだよ」
です。(多分な。名語録でな。
 
いまの自分が「これは役に立つ」と簡単に理解できることだけやってたらダメだよん、
という意味も含まれる、と勝手に解釈しております。
ええ、もちろん「よん」は言ってません。
 
あ、「でかす」、方言ですかね。
「仕上げる」に近い意味です。
 
なんかわかんないけどとりあえずやってみる、
というスキルは、それともいまどき流行らないかしらん。
別にいいけど。
  
 
 

本日は毎度とっちらかり放題のところへようこそお出でくださいました。 
ありがとうございます。

 
        何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行
 

 
 


名語録てタイトルではなかった。
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2014年5月 7日 (水)

すごみのあるエレクトリカルパレード

ネズミーランドに行ってきました。
 
子供たちは、3人連れはムリ、ということで、下はおばあちゃんにお願いし、上の娘7歳だけ伴って。
娘は初TDL。たぶん私は、20年ぶりくらいだったかなあ。



驚いたことが、いくつかありました。


【驚いたこと 1】
『賢い女は男を立てる』方式で、プランをアスペ夫に任せたところ、

パレード制覇

三大マウンテン制覇

……という、
それは……大学生向けコースだろ……というコースプランを立ててきた。

(実際、今日のプラン、と見せられた、なにかをコピペしてきたらしい1枚ペラには、「メンバーのうち体力自慢が入園後ダッシュしてファストパスを取りに」という記載なんかがあった)
(恐る恐る、これって子連れで周れる……? と尋ねたところ、「みんなこういうコースで周るもんなんだよ! ネットに書いてあったんだよ!」と怒られた)


【驚いたこと 2】
案の定、スプラッシュマウンテンの列に並んでるうちに娘7歳が怖がって泣きだす。

したらば、ギリギリのところで夫、
 
「娘のためのTDLなんだから、これじゃ意味がない」
 
と列を離れる決断……!(感動)
 
 
や、それのどこが驚きだって、感動なんだって、思われるでしょうがね、これまでの夫でしたらね、なにしろアスペ夫ですからね、
 
「ふざけんなお前のためにファストパス取りに走ったんだぞ!」
 
とか怒鳴って、泣きわめく娘を強引に乗せるところなんですよ。
 それが、しかも小一時間並んだあとだというのに、諦めてくれるなんて!(感涙
 
できれば並んで10分で娘が泣きだしたあたりで諦めてほしかったけど!

もっと言うならプランの時点で気付いてほしかったけど!

チンピラもどきに脅迫されながらのネズミーランドにならなかっただけ百万倍マシ!
 
あとこういう誰も聞きたくないだろうことをわざわざ書くのは、いつかこの外面の良い夫に刺殺された時「あんな優しそうなひとがそんなことするなんて信じられない……きっと妻がよっぽと鬼嫁で、耐えきれずにそんなこと」とか言われるのがヤだからってのもあるってのはとりあえず内緒だ!
そしてもちろん「こういうことをブログに書くなんて、そりゃあ鬼嫁だよ」というツッコミは受付を終了しております何卒ご容赦。
 
 
【驚いたこと 3】
往来の真ん中に、レジャーシート敷いて座り込むひとたちがいること。
 
や、すぐに、ああパレードの場所取りか、と気付きましたよ?
気付きましたけどね、
あの、ごく一部の方にしか通じないのは承知で言いますけどね、
 
 
……コミケ会場で座り込んでる人たちそっくりだ。



いや、というよりも、むしろ、なんでしょうか、あの、ビッグサイトで座り込んでもふもふ薄い本を読んでる人たちはまだ幸せそうっていうか、とりあえずコミケスタッフ早く来てなんか気のきいたこと言ってくんないかなこのひとたち寂しそうだから、とあたりを見回してしまったことも内緒だ。


【驚いたこと 4】
エレクトリカルパレード
 
なにで読んだか忘れましたけど、日本人は、パロディーだけ見てネタ元を推測する能力に長けているんだとか。
 
ちょっとたとえは違うかもですが、あなたのまわりに相棒ファンが3人いれば、あなた自身は相棒を一度も見たことがなくても、どんな話なのかはだいたい理解できてしまうでしょう。
もしもドラマ半沢直樹を見たことがなくても、関ジャニ好きなら堺雅人を見た時、あ、この人が半沢直樹だ、と気付くでしょう。
みたいな。
うん、やっぱたとえが違う気がしてきました。

さておき。
エレクトリカルパレードを見たことがない私。
 
ラーメンズのコントで、こんなのがあるんですよね。
「青森県」「青森県」
「ねぶた県」「ねぶた県」
「凄みのあるエレクトリカルパレード」「凄みのあるエレクトリカルパレード」
 
 
 
初エレクトリカルパレードを見た私の第一声。

  
「ホントだ!
 
 ファンタジックなねぶた!

 
……幸い、夫には聞こえなかったようです。
 
いったい何に驚いたかって、というより再確認したかっていいますと、
 
あ、おいら、どこまでいっても、そっち側のニンゲンにはなれんし、別になりたいとも思ってねんだなってこと。 
 
  
ちなみにパレード制覇も夫が諦めてくれたので、エレクトリカルパレードのみ見ました。つか、あれ実現可能なプランだったのかちょっと謎。
娘7歳は、ダンボとキャッスルカルーセルに2回ずつ乗ってご満悦でした。
 
 

 
 
本日は相変わらずやくたいもないこんなところへご訪問ありがとうございます。





     何事のおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる    西行

 

















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2013年11月 8日 (金)

こちら鬼コールサービスセンター。

「ウォー! 言うこときがねえ子どもはお前かー!

 

 ……はい、保護者の方でいらっしゃいますか?
 本日は鬼コールサービスセンターへお電話ありがとうございます。
 当サービスを効果的にご利用いただくため、第一声はウォーとなっております。ご無礼お詫び申し上げますとともに、何卒ご了承ください。
 私、鬼コールサービスセンターの男鹿が承ります。

 ……はい、オモチャをねだって座り込みをなさっているお子様への鬼コールでございますね。オプションで動画もございますがいかが……あ、はい、通常サービスの静止画のみでございますね、承りました。

 それでは、お手数ですがお手元のケータイまたはスマートホンをお子様にお渡しください。
 3秒後に設定された着信音、続いて鬼コールが始まります。途中で終了される場合は通話オフを5秒間長押し、または5回連続タップでお願いいたします。

 では、どうぞー……」 ※実際のサービスとは異なります。

 

え、というわけで、言うこときかないと鬼がくるよ! 的なあれがあるじゃないすか、あれ。
あれの、スマホのアプリがあると知ったのは数ヶ月前。

確か、トラウマになる危険性がどーちゃらとかいう記事でした。大人でも怖い、とか。
鬼から電話がかかってきて恫喝するとか、鬼がやってくる動画だとかパターンはいくつかあるみたいですが、まあとにかく子どもを恐怖させるわけですね。
 
ふーん、とアプリを探してみて、それらしきものがいくつか見つかったんですけども。
 
うん、なんかこう、おどろおどろしい画像を見るにつけ、自分のスマホに入れて持ち歩くことからしてイヤーな気分ですな!
 
……怖いのダメなんです。
だもんで、ダウンロードはしなかったのでした。あ、や、機種が非対応だったからかもですがね。
 
そんなこともすっかり忘れた、あるお休みの日のショッピングモール。
外のテーブルで談笑するママたちと子どもたちがいます。
 
ふいに、子どもがなにかおねだりでもしたのか、
 
「今日はもう何も買わないって約束したでしょ!」
 
一人のママさんが怒り出しました。
 
ギャーンと泣き出す子どもに、ママさんは続けて、
 
「言うこと聞かないなら、鬼に電話して、連れてってもらうからね!
 来てくださいって電話するから!
 あ、電話しちゃおー! もう電話しちゃおーっと!」
 
と、スマホをなにやら操作しはじめるではありませんか。
 
あー、あれが、あれかあ。
 
実際に使ってるひとを見るのは初めてでした。
離れたところから眺めていると、一緒に座っていたママ友たちも同じらしく、なになに? という様子。
しばし、これね……と説明しはじめるママさん。
 
その間、子どもはもう何が起こるか知ってるのでしょう、やだーやだーと泣き続けています。
そして、ママ友たちに解説を終え、キッと子どもに向き直り、スマホを耳にあてるママさん。
 
「あ、もしもし鬼さんですか!?」
 
 
お、……おおう。
 
なんか、いかにも鬼使いが荒いです。
 
 
「ほら! 鬼さんが迎えにくるって!」
 
とスマホを子どもに突きつけるママさん。

いやだいやだと頭を振り続ける子ども。

さあさあとスマホを押しつけるママさん。
 
 
 
……うーん、 仕事とはいえ、これは鬼さんもツラいですねえ。
 
この鬼コールサービスって、開始した当初の対応可能時間は、子どもたちの稼働時間に合わせて設定されていました。7時~20時だったかと思います。
 
それがたちまち、
朝起きない子どもに。
夜寝ない子どもに。
夜泣きする子どもに。
……などの要望が日に数十件も寄せられるほどであったため、現在は24時間いつでも対応になっています。

24時間体制のため、大幅な増員が行われましたから、おかげで鬼の働き口が増えたそうですよ。
鬼生活レベルの改善効果があったというのは当局の発表ですが、実際はどうなんでしょう。
 
過重鬼労働、特に対応が遅れているメンタル鬼ヘルスについて問題が残されており、さらに実際には出張サービスを行っていないにも関わらず、
「これからお前をさらいにいくぞ」
等のセリフが用意されているのは偽装鬼表示にあたるのではという指摘も、ツイッターなんかで最近見かけます。 ええ、もちろん冗談です。いつものことですが石を投げるなら十万石饅頭でお願いします。
 
 
まあ、多少は気になり続けていた鬼アプリではあるのですが、たまたま使用現場を見ましたら、

とりあえずうちは、しまっちゃうおじさんがいるからいいや。
 
と思ったのでした。
 
 
夜寝ない子をしまっちゃう、うちのしまっちゃうおじさんは、夜の10時半にしか来ないのですが、たまに息子4歳が、何かをねだってぐずって暴れて、ふと我に返ったとき、
 
「……しまっちゃうおじさん、くる?」
 
なんて聞いてきます。
 
今のところは、しまっちゃうおじさんは夜にしか来ないよ、 と話していますが、
しまっちゃうおじさんは、日中に見かけた悪い子に目印をつけておいて夜しまいにくるんだよ~、
とか、
だからお風呂でちゃんと体を洗わないといけないんだよ~、
とか、考えておこうかしらん。
 
 
なお、オリジナルは、ぼのぼのの「こわい考え」の中にいるしまっちゃうおじさんです。

絵本になってないかなー。 なってたらいいなあほしいなあ、しまっちゃうおじさんの絵本。
うちのしまっちゃうおじさんと姿形が違う点については、
「こっちはラッコとか動物たちのしまっちゃうおじさんだからね」
とでも説明するつもりです。
 
ちなみに、うちのは黒いサンタクロースの服を着ていることになってます。 背負った袋に子どもをつめて連れてくのです。わあ怖い。
詳細は、このブログのどっかに書いた覚えがありますので、そのうちリンク貼ります。
こちらです

 

とりあえずぼのぼの貼ってみましたが、表紙はしまっちゃうおじさんではありません。
この巻にしまっちゃうおじさんが登場するというわけでもないのですごめんなさい。
何巻に登場するのか見つけられなかったのです、面目ない。
やっぱりかっこいいなあスナドリネコさん。
 
 
 
ではでは、本日はこんなところへご訪問ありがとうございました。
念のためくりかえしますが、冒頭の鬼コールサービスセンターの男鹿さんトークは私の妄想ですので、実際のサービスとは異なります。
サービスのご利用を検討される場合は、公式をご確認くださいませ。

 
 
    何事のおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる    西行
 

全国のママたちに、今日も様々な形でこきつかわれているであろう鬼さんたちにも、感謝を。




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2013年10月23日 (水)

『内田樹による内田樹』読みかけ

テクストはそこから叡智を引き出すことを切望する個人の「懇請」によってはじめてその意味を開示する。(p150)

読みかけです。
内田樹氏はそういう意図で書かれたのではなかろうと思いつつ、連想したことをつらつらと。

 

本を開くと、そこにはユニコーンがおり、魔女が鍋をかきまわし、竜が空を駆け、巨人や小人が暮らしている。
……いったい、本を閉じている間、ユニコーンたちはどうしているのだろう?

 

エンデの『はてしない物語』がとても好きです。
映画と記憶がごっちゃになってますけど、たしか主人公のバスチアンが、本を前にそんなことを思う場面があったような気がします。もっと短い台詞だったけど。

はじめてこの箇所を読んだとき、本好きの私には、ものすごく、泣きそうなほど良くわかる感覚でした。
十代の小賢しい時代には、この疑問に科学的(と思われる)解を見つけようと躍起になったこともありましたけど、

もしも自分の子供が、いつかこの問いを、私に問うことがあったなら、ただ、

 

そうだねえ、どうしているんだろうねえ。

 

と、一緒に不思議がろうと思っています。
あのね、言葉での問いに、言葉で答えなくてもいいの、
なんてことを教えてくれたのは、たしか谷川俊太郎氏でありましたが、この問いは、答えを求めることではなくて、問いを抱き続けることにこそ解があるように思います。

人によっては、あまりにとんちきな問いでしょう。
本を開いても、そこにいるユニコーンは動かず、魔女の鍋は沸かず、空には身をくねらせる竜の姿はなく、巨人は人間を喰らわない。(違
同じ本を開いていても。
 
冒頭に引用した箇所で、『はてしない物語』を連想したのは、そんなわけであるようです。
 
 
 
ところで私には三十年来の友人がいましたが、結果的に悪性腫瘍だった手術の際に、彼女に投げかけられた言葉がきっかけで、ずっと距離を置いています。
 
  
物理的にも遠く離れ、子供をもたない主義の彼女とは、価値観のズレが趣味嗜好にまで現れ出し、数年ぶりに会えたときでさえ、過去の思い出のほかに話題が見つからない状態でもあったので、もうこのまま、離れていくのだろうなあと思っていたところでしたが、
 

十代の頃、この問いを、彼女と一緒にしみじみと不思議がったことを思い出しました。

 
ふいに転がり落ちた、ソウルジェムのようなその思い出を胸に、もう一度、彼女に連絡して見ようかと思っています。
 
 
 
 
あ、ところで「ソウルジェム」のことを、スピリチュアル系のなにか素敵な言葉だと思って検索されたら申し訳ありませんです。
あまりおおっぴらにしてませんが、この育児ブログ、オタク主婦のカテゴリーに参加してるんですよねえ。
さあ、
僕と契約して、オタク主婦になってよ!
(◕‿‿◕)
 
 
本日は、こんなところへご訪問ありがとうございます。

 
  何事のおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる   西行

 
 
 

 

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